ブックキュレーターhonto編集員
まだ見ぬ未知の世界と出会う。大人も感動するノンフィクション絵本
年齢が上がるほど読書は自分1人のものとなり、好みの範囲外の本は手に取りにくくなります。まだ見ぬ分野の本に出会いたいときは、ノンフィクションの絵本を手に取ってみてはいかがでしょう?魅力的な絵や言葉が、それまで体験したことのない新たな感動を与えてくれるはず。高学年の子どもから大人まで楽しめるノンフィクション絵本を紹介します。
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道はみんなのもの
クルーサ(文) , モニカ・ドペルト(絵) , 岡野 富茂子(共訳) , 岡野 恭介(共訳)
舞台はベネズエラ。開発が進み、働ける場所が増えていく一方、豊かな自然環境はどんどん減っていき・・・。そうした状況を解決するため、子どもたちは一致団結して行動を開始。やがてその熱意は大人たちをも巻き込んでいって・・・。政治や国を動かすために人々ができることは何か?そんなことを考えさせられます。
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森のおくから むかし、カナダであったほんとうのはなし
レベッカ・ボンド(作) , もりうち すみこ(訳)
カナダの森の奥深くで、100年ほど前に実際に起こった出来事が描かれています。淡々と事実が語られるだけですが、すごみのある絵と巧みな言葉遣いで、子どもから大人まで老若男女の心を震わせます。雄大な自然の前では人間も動物も同じ。それを隔てるものはいったいなんなのか・・・と考えさせられる一冊です。
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オットー 戦火をくぐったテディベア
トミー・ウンゲラー(さく) , 鏡 哲生(やく)
ユダヤ人の少年デビッドが大切にしていた「テディベアのオットー」は、彼がナチスに連行されたあと、その親友であるオスカーのものになります。しかし爆撃によって、オットーはデビッドの手から離れてしまい・・・。オットーの目線から、国や宗教が違うというだけで殺し合う人間の悲しさをフラットに描き出した絵本です。
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2012年、リオデジャネイロで開かれた国際会議でウルグアイのムヒカ大統領が行った演説を、短く絵本向けにしたものです。読み聞かせ用の絵本ですが、内容は大人にこそ知ってほしいもの。今の資本主義の問題点や、欲望のままにものを欲しがることのむなしさを語っていて、読めば解決策を考えずにはいられなくなるはずです。
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難民になったねこクンクーシュ
マイン・ヴェンチューラ(文) , ベディ・グオ(絵) , ヤズミン・サイキア(監修) , 中井 はるの(訳)
戦場となったイラクから脱出してきた難民家族は、連れてきた猫クンクーシュと離れ離れに。迷子のクンクーシュに手を差し伸べてくれたのは、ボランティアの人たちだったが・・・。クンクーシュが再び家族と出会うまでを淡々と描くことで、難民問題の厳しさを示しています。巻末には、子ども向けの難民基本情報なども掲載。
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