サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. ブックツリー
  3. 文庫
  4. 世の中にたえて野球のなかりせば!

楽工社 営業部 長至巳ブックキュレーター楽工社 営業部 長至巳

世の中にたえて野球のなかりせば!

ベースボールの起源は一八四六年、エリジアン・フィールドにて行われたニッカボッカーズ対ニューヨーク・ナインの対戦だったそうです。各地てんでばらばらに運用されていた地域ルールをA・カートライト氏が統合。とりわけ、「次塁に向かう打者走者にボールをぶつければアウト」を禁じたこと、塁間距離を明文規定したことで、近代野球は「遊戯」から「競技」へと進化を遂げたと言われています。

9
お気に入り
1798
閲覧数
Myブックツリーを見る
Myブックツリーに追加すると、気になるブックツリーをまとめて見ることができ、とても便利です。さらに、hontoトップで関連したブックツリーが表示されるようになります。

  • クーパースタウン、エリジアン・フィールド、ポロ・グラウンズ・・・。詩人・平出隆による巡礼旅は、近代ベースボール以前のこの球戯が、必ずしもアメリカ起源と限らないかもしれぬ、という蠱惑の仮説に根ざしたもの。「球体を打撃する爽快さ」に目覚めてしまった古代エジプトの司祭こそが、野球先史時代のひそかな伝道師だった?

  • 「いつまでも夢を信じ続けること」という長嶋茂雄のお告げは「護符」でもあり「呪縛」でもあった。十歳児の夏のまま時計を停めてしまった父・花男と、早熟ナマイキ息子のふたり暮らしの夏秋冬春。街外れの草野球場と、超満員の後楽園球場。第一話にも大団円にも描かれる両舞台のコントラストは驚くほど違和感なく、どちらも繋がり合ってる聖地なんだと受け容れさせられます。

  • 山田太郎、中西球道、真田一球・・・。故・水島新司が創り賜うたパラレルワールドの球児たちが、ドカベンの高校最後の夏なればこそ奇蹟的に一同に会した! 矛盾まみれの時間軸もなんのその。あたかも二十世紀末にあったリアル甲子園大会の如くに、記憶に塗りこめられる名勝負の数々。とりわけ準決勝の二十七イニングに及ぶ激闘の果ての、敗れし者の矜持ある姿には、涙腺が。

  • 下位指名からイチロー・落合・金本級のドラフトキングを発掘せんがため、権謀術数も情報撹乱も何でもござれと暗躍する、プロ野球スカウト郷原。「俺たちがやるべきことは選手の完成形を予見することだ」と断ずる彼と、ままならない「未完成」の自己を抱えてあがき続ける選手、家族、さらには名伯楽、大奸物どもが入り乱れまくる、格闘と葛藤、挫折と覚醒のモノガタリ。

  • 世の中にたえて野球のなかりせば、と呪詛の言を吐き散らしながら、野球なしの人生は人生じゃない・・・、とも真顔で考える「アタマのおかしい阪神ファンが書いた本」を総レビュー。そんな無謀な企画が成り立つ球団は地上に一個しかないだろね、と書店店頭でパラパラめくってみたら、なおびっくり。大昔に自分が書いた『1985』がワンオブ阪神バカ本に認定されてる!

楽工社 営業部 長至巳

ブックキュレーター

楽工社 営業部 長至巳

1963年生まれ。出版と書店に関わる仕事を始めて四半世紀を超えました。ちょっと長い無職期間を抜け出し昨春(2017年)より業界復帰、現在は飲食に関わる翻訳書の出版社に勤めております。出身が茨城県で、大学が京都市で、地方出張も多い仕事のおかげで、日本の中で未踏の都道府県は宮崎県のみになりました。好きな作家・山田風太郎。別名で『1985』という小説を上梓したことがあります。あの『1Q84』より10年前に。

ブックツリーとは?

ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?

テーマ募集中!

こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?

お問い合わせ

著者・出版社様などからブックキュレーターの応募などは、お問い合わせフォーム 「ご意見・ご要望」からご連絡ください。

お問い合わせする

テーマ応募フォーム

こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。

ご応募ありがとうございました。

閉じる

このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?

※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。

コメントを入力するにはログインが必要です

人気のブックキュレーターがおすすめ本を紹介! PICKUP!ブックキュレーター

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。