ブックキュレーターhonto編集員
争いのない世界のために。「平和とは何か」を改めて考えるための本
2022年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、平和がある日突然、壊され得るという事実を知らしめました。人々が安心して暮らせる平和な世界が、なぜ実現しないのか。凄惨な争いが報道されるたびに、答えの出ない問いを抱いてしまうものです。ここでは、「平和とは何か」を改めて考えるための本を紹介します。人類の歴史から平和の尊さを学びましょう。
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人気の世界史講師が、人類が起こしてきた戦争の史実を振り返る一冊。石器時代の戦いや宗教戦争の苛烈さ、江戸時代が平和だった理由、日清戦争の原因など、戦争と平和に関する歴史を総ざらいしていきます。戦争をタブー視せず、その愚かさも含めた事実に向き合うことが、未来の平和につながっていくことでしょう。
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政治哲学の観点から戦争と平和について思索の機会を与えてくれます。「戦争の殺人は許されるのか?」「戦争はコストに見合うのか?」「救命の武力行使は正当なのか?」など、戦争と平和に関する疑問を解説しています。「正しい戦争はあるのか?」と思った方は、本書を一読してみるといいでしょう。
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西洋近代の哲学者カントが残した平和論をベースに、哲学の視点から平和の可能性について解説する一冊。カントの著作が書かれた背景をはじめ、戦争が起こりにくい社会の仕組みや道徳の形式的な原理などに触れています。本書を通してカントが目指した理想を思索することは、平和な社会を考えるきっかけになるでしょう。
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ゴリラは戦わない 平和主義、家族愛、楽天的
山極 壽一(著) , 小菅 正夫(著)
ゴリラの生態から平和主義や家族愛などを問いかけた一冊。勝敗のない平和な社会で生きるゴリラの魅力について、京都大学総長と旭山動物園の前園長が語り合います。「ゴリラ的な生き方」を学ぶことで、現代社会を生きる私たちが平和に生きるヒントを見つけられるかもしれません。
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日本の敗色が濃厚になった時期以降におけるアジア・太平洋戦争の事態に迫った本です。兵士の心や異質な軍事思想、膨大な戦病死など、さまざまなテーマで戦争の内実に踏み込んでいます。凄惨な体験を強いられた日本兵の現実に触れることで、戦争の過酷さを知り、意地でも平和を守らなくてはいけないと思いを強くするはずです。
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