ブックキュレーターhonto編集員
違和感と偏見を取り払って考えたい、フェミニズムの入門書
フェミニズム(feminism)とは、女性に対する差別や不平等を解消する主張する考え方やこれらの思想に対する社会運動のこと。男女という性別に影響されずに人類が平等な権利を行使できる社会の実現が主な目標だといえるでしょう。また、男女同権主義に基づく、女権拡張主義、女性尊重主義などの女性の権利を主張する推進者や同調者をフェミニストを呼びます。ここでは、フェミニズムが自分と直接関係ある問題ではないと感じている。そんな方にオススメの本を集めました。建設的にジェンダー問題に向き合うことができる名著ばかりです。
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日本のポストフェミニズム 「女子力」とネオリベラリズム
菊地 夏野(著)
「女子力」という言葉が定着して数年。普段から意図せず使っている人もいれば、そこに潜む思想に違和感を持つ人もいると思います。この本では、ナンシー・フレイザーの理論を用いて、「ネオリベラリズム」をフェミニズムの立場から考察。日本に存在するジェンダー観の秩序と実態を、理論的に批判する一冊です。
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はじめてのジェンダー論
加藤 秀一(著)
人はなぜ、女か男かという性別にこだわるのか?その分類をいかに意味づけ、社会制度に組み込んでいるのか?ジェンダーについて知っているようで知らないという方にこそ、オススメしたいのが本書です。客観的視点で解説されていて、入門書にも最適。国内のさまざまなシーンで見られるジェンダー問題を網羅的に把握できます。
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韓国の男子高校で働く30代男性教師によるフェミニズム・エッセイ。「フェミニズムは女性のもの」という漠然とした固定観念を破る本書は、男性に対し意識や行動変容を促し、身近なジェンダー問題を提起しています。2018年に刊行後、韓国各紙で話題になり、「今年の青少年教養図書」などに選出された一冊です。
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フェミニズムはみんなのもの 情熱の政治学
ベル・フックス(著) , 堀田 碧(訳)
『フェミニズムが目指すのは、支配をなくし、自由にあるがままの自分になり、正義を愛し、平和な人生を生きられるように人々を解き放つことである』という前提のもと、その歴史と思想を体系的に学べる入門書。フェミニズムの定義、理解と前進のための批判、運動の変化と展望を説いていて、目からウロコの一冊です。
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日本においてフェミニズムというとき、何が問題となっているのでしょう?母娘問題、セクハラ、結婚・恋愛・子育て、団塊世代と大学闘争、性暴力など、多岐にわたる例を取り上げ、それらを平易に解説しています。そうした問題を把握できたとき、「個人的なことは政治的なこと」というスローガンも胸に染み入るはずです。
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