ブックキュレーターhonto編集員
人でもなければ動物でもない。謎の生物に癒されるコミック
人間のように会話ができるのに人間ではない。動物のかわいらしさや生態を持っていながら、どの種の動物か特定できない。そんな謎の生き物が登場するコミックは意外と多く、彼らと飼い主(同居人)の掛け合いは見ているだけで心が癒されます。そんな不思議な存在に着目した、温かくてやさしい気持ちになれるコミックを紹介します。
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部屋が片づけられず、失敗がとても多い。そんな自分に悩み、安らぎに満ちた「大丈夫」の状態を目指す女性・もね。ある日、人語を話す謎の生物・芦川さんに出会い、大丈夫を目指す同志として「大丈夫倶楽部」を結成します。互いに尊重し合う距離感と、読み手も「大丈夫」と思えるような穏やかさが心に染み入るコミックです。
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浪人生の兄を中心に、ややひりついた家庭で生きる中学生・鴻田新。そして、渡り鳥のような生態を持ちながら、鳥ではない謎の生物・クジマ。新がクジマを居候として家に招くことで不思議な生活が始まります。笑えるシーンが多いですが、シリアスさや怖さの漂うエピソードもあり、多面的なおもしろさがクセになるでしょう。
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プリンターによって生き物を製造できるようになった近未来。本書では、手違いで生まれた白くもちっとした生物「すあま」と、飼い主の佐藤が心を通わせてゆく物語が展開します。すあまのかわいらしさや佐藤との関係性はもちろん、舞台となる監視管理社会に個性豊かな登場生物など、SFらしい考察も楽しむことができるでしょう。
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主人公のサチコは、お堅い会社に勤める理系人間ながら、酒やタバコにお金も大好きな人間味あふれる性格。その前に突如現れたのが、野良猫時代の恩返しに来たという神ねこ様でした。あまりに非科学的な存在に戸惑うサチコは、神ねこ様とどう暮らしていくのか?笑える理学ネタや時事問題も満載のコミックです。
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