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日本近代文学の魅力を知る!昭和前期から厳選した珠玉の小説
明治・大正期を経て、昭和の文学界では新たな運動が起こりました。近現代の過渡期である昭和初期は労働者の視点から社会改革を訴えるプロレタリア文学、モダニズム文学の新感覚派などが生まれ、昭和10年前後には文芸復興期を迎えることになります。現代文学の基礎を築いた昭和初期の小説。ここでは、その中から選りすぐりの傑作を紹介します。
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濹東綺譚 改版
永井 荷風(著)
昭和12年に刊行された永井荷風の代表作です。旧東京市向島区の「玉の井」という私娼街を舞台に、小説家の大江匡と娼婦のお雪の交流を叙情的に描き出しています。退職金を持って失踪する英語教師を主人公とする小説「失踪」の構想とともに、昭和初期の東京下町の風情を軽妙洒脱な筆致で表現した著者の筆さばきは見事です。
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暗夜行路 改版
志賀 直哉(著)
完結まで26年を費やした、志賀直哉文学の集大成といえる長編小説です。両親の愛情を知らぬまま小説家となった時任謙作の精神的放浪を語る前篇、平穏無事に思われた夫婦生活に衝撃が走る後篇に分かれていて、人間が体験する苦悩とそこからの解放を鮮やかに描き出し、日本近代文学の最高峰とも評された不朽の名作です。
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