ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
最近読んだアウトロー系の本5冊はこれ！
ヤクザとか反社系の本も毎月かなり出版されるし、オレもよく読む。同じような内容なんだが何故か読んでしまうんだよな。
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ヤクザ専門ライターの鈴木智彦氏の著書。今まで2000人のヤクザと会ってきたらしく、そのヤクザの裏側を暴露！なぜ、ヤクザは指を詰めるのか？ヤクザは生命保険に入れるのか？など、まあ、確かに生命保険には入れないだろうな、と思われるが、そんなヤクザ業界の雑学が満載！面白い！
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これ、ちょっと前に流行った闇バイト関係の本だと思ったら違った。ネットの中のハッカー、ドラッグ売人、テロリストなどの集団が集まる場所がある、という話。まあ、ちょっと固い内容。2015年の本だし、ちょっと古いかも。でも興味深い話でもある。
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著者は元ヤクザで今は薬物依存者を構成させる施設を運営してる。シャブをやったらこうなる的なエピソード満載。まあ、締めは、だからシャブはやったらダメ。というかこの手の薬物の本は基本クスリはダメ！ということ。
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ゴマキの弟の後藤祐樹の著書。最近千葉のどっかの市議会議員に当選したことで話題になってた。そんな彼の最近の格闘技デビューとか結婚とか昔のワル時代の自慢話が満載。いやー、どうなんだ？こういう自慢だらけの自伝本は？まあ、出版するということはそこそこ需要はあるんだろうなあ。謎だけど。
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丸山ゴンザレス氏と村田らむ氏の共著。フィリピンのスモーキーマウンテンや刑務所など最貧困地帯を取材。酷すぎる場所でもブレない丸山氏が素晴らしい。昔、どこかのテレビ番組のディレクターからフィリピンでスナッフビデオを探してきてほしい、と頼まれ、マジで面白そうだけど断ったことがあるオレからすると丸山氏のメンタルはすごいとマジで思う。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎（株）サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ！』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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