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妹・弟が生まれる前のイメトレに。第一子に読んであげたい絵本
ひとりっ子だった子に妹や弟ができると、子ども心にもたくさんの葛藤が生じます。ここでは、赤ちゃんがやってくることへのイメージトレーニングができて、お姉ちゃんお兄ちゃんになる戸惑いや赤ちゃんが生まれてくる喜びなどを想起させる絵本を用意しました。下の子が生まれる前に読んであげて、一緒にお迎えの準備をしましょう。
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花さき山
斎藤 隆介(著) , 滝平 二郎(画)
切り絵風の独特なイラストと鮮やかな色づけが印象的な本書は、弟の分までがんばろうと奮闘する少女が主人公。甘えたいときや泣きたいときに我慢した分だけ人里離れた山奥で美しい花が開く。そんな幻想的な物語は、子ども心にも理不尽を感じたときの慰めになるでしょう。
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あさえとちいさいいもうと
筒井 頼子(さく) , 林 明子(え)
姉妹でお留守番をすることになったあさえは、妹思いのお姉ちゃん。妹を喜ばせるためにお絵描きをしてあげますが、自分が夢中になっている間に妹を見失ってしまい、慌てて探し回ります。小さな子どもの心情が手に取るように伝わってきて緊張感が漂いますが、生まれてくる弟や妹を大切にしたい気持ちが芽生えるかもしれません。
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ねえさんといもうと
シャーロット・ゾロトウ(著) , 酒井駒子(イラスト・訳)
アメリカの絵本を日本版として描き直した一冊です。いもうとのことが大好きなねえさんは、お出かけの準備や食事など、なんでも先回りして面倒を見ています。ところがある日、いもうとに独立心が芽生えて・・・。姉妹のお互いが持つやさしさに、心がほぐされます。幼い子どもたちの成長を描いた、微笑ましい絵本です。
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せかい一わるいかいじゅう
パット=ハッチンス(さく) , 乾 侑美子(やく)
悪いことをすればするほど褒められる、かいじゅうの世界が舞台の絵本です。産まれたての弟ばかり『せかい一の極悪エリート』ともてはやされ、お姉さんのヘイゼルはほったらかし。下の子が産まれてから上の子どもが感じる寂しさをコミカルに描きます。価値が逆転した世界は笑いどころも満載で、子どもが大喜びする傑作です。
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いもうとのにゅういん
筒井 頼子(さく) , 林 明子(え)
妹のあやちゃんが盲腸で入院することに。姉のあさえは、普段はケンカをすることもあるとはいえ、急にあやちゃんがいなくなってしまったことに寂しさを覚えます。あさえが一生懸命考えた、あやちゃんへのお見舞いはいったい?あさえのやさしさや成長ぶりに感激して、思わず涙してしまう物語です。
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