ブックキュレーターhonto編集員
砂漠に消えた幻の都市、シルクロード・楼蘭国の興亡のドラマが学べる本
楼蘭(ろうらん)とは、かつて中央アジアに存在した古代王朝です。楼蘭は、現在の新疆ウイグル自治区のタリム盆地にあり、シルクロードの要衝にあって、交易により栄えたオアシス都市国家。多くの謎を秘めながら砂漠に消えた楼蘭国は、20世紀に遺跡が発見されました。そんな幻の王国のロマンと興亡のドラマを学べる本を集めました。
- 12
- お気に入り
- 1276
- 閲覧数
-
さまよえる湖 新装判
スウェン・ヘディン(著) , 関 楠生(訳)
スウェーデンの地理学者であるスヴェン・ヘディンは、1900年に楼蘭王国の遺跡を発見しました。かつてその都市のそばには湖ロプ・ノールがあり、数百年ごとに移動するという大胆な仮説を立てたのです。本書は、湖が移っていった現地へ、老境の彼が赴いた最後の探検記。ドラマチックで壮大なスケールの学説を証明した記念碑的な一冊です。
-
1980年代に日本で起きたシルクロード・ブームの立役者、NHK特集の取材班団長を務めた中村清次による、楼蘭を含む西域諸国の入門書です。シルクロードの歴史の概要から近年の学説、今もなお残る謎まで、トピック別にコンパクトにまとめられ、基礎知識をわかりやすく学べます。本書を経て、専門書に進むのもオススメです。
-
近年の楼蘭研究の沿革と発掘の歴史をまとめた学術書です。楼蘭国を取り巻く政治的変遷と地理的条件、湖ロプ・ノールの位置に関する論争、民族の特性、発掘されたミイラの様式などに加え、ガンダーラ文書の解読まで、内容は多岐にわたります。新書なので手に取りやすく、楼蘭に関する考古学情報を把握するのにうってつけな一冊です。
-
ヘディンの遺跡発掘以来、54年ぶりに行われた日本のテレビ局の企画によるシルクロード探検紀行です。観光地化した現代とは隔世の感がありますが、取材当時は規制が厳しく、飲食にも不自由した旅の過程をユーモラスなタッチで軽快に綴っています。リアルな風景描写から、オアシスに生きた古代人へ思いを馳せてみてはいかがでしょう。
![]()
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

