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幼少期からの慣れが肝心。1人読みできる論理的思考力が身につく本
科学技術がさらに発達する将来、子どもたちはグローバルな社会を自力で生き抜くために、論理的思考力を身につける必要があるといわれています。人間の代わりにさまざまな仕事をAIが行うようになるなか、論理的思考力や発想力は機械にはない人間の強みとなりえます。子どもが興味を持って1人読みできるはずの、論理的思考力が伸びる本を紹介します。
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考える力はなぜ必要なのか?それはどんな力なのか?そんな基本的なところから「考える力」をじっくり説いているのが本書です。フルカラーのマンガのため、文章を読むことが苦手なお子さんでも、楽しく1人読みできること間違いなし。アイデアを思いつくために試す価値のある、さまざまな方法も紹介されています。
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「考える」「話す」「書く」という、ロジカル思考の基本であるこの三つの力を身につけたい子どもにぴったりな入門書的な一冊。対象年齢は小学校3年生から6年生程度ですが、中学生にもオススメです。問題の要因を見つけ、解決策を導き出すために必要となる「物事を整理し、筋道をたてて考える方法」をしっかり学べます。
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「フェルミ推定」とは一見予想もつかないような数字を、論理的思考力を頼りに概算すること。荒唐無稽な問題は「楽しいこと」を想像するのが大好きな小学生にぴったりです。誰も知らない「正解のない問題」の答えを自分の知識だけで推定する力は、数をこなすほど伸びていきます。クイズ本のような感覚で楽しめるはずです。
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思考し、考えを他者にアウトプットするには、できるだけ多くの語彙を知っておいたほうが有利です。本書では慣用句、外来語、二字熟語、擬態語など、小学校卒業までに知っておきたい言葉1200語をテスト形式で紹介しています。対象年齢は小学校3年生から。たしかな語彙力を身につけることで、言語観が鍛えられます。
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童話探偵ブルースと秘書シナモンがさまざまな童話を「ちょっとちがう視点」で読み解いていきます。本書では、それまで正しいと思っていた価値観がひっくり返るおもしろさと、あらゆる角度から物事を捉える重要性が紹介されています。自分の頭で考え、自分だけの答えを見つけ出すことの楽しさを、ぜひ体験してみてください。
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