ブックキュレーターhonto編集員
サクッと読めるのに本格的!初心者にオススメ、はじめてのミステリー小説
ミステリーといえば難解なもの、と思っていませんか?そんな方にオススメしたい、簡単に読めるけどミステリーのおもしろさもしっかり味わえる小説を集めました。隙間時間でサクッと読める超短編小説やパズル感覚で楽しめるビジュアルミステリー、日常の謎を解くコメディタッチのミステリーなど、読みやすい小説でそのおもしろさをご堪能ください。
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3分で読めるショート・ストーリーを集めたアンソロジーです。テーマは「最初の1行」。インパクトがありすぎる始まりの1行から、すっきり迅速な解決まで、どんどん引き込まれる36の短編がそろいました。複数の著者が参加するアンソロジーの形式なので、さまざまな作風を一度に味わえるのもうれしいポイントです。
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本書の一章はなんと4ページ。移動中や隙間時間に、切りよく読み終われるのが魅力です。余分な描写を省いたエッセンスだけのストーリーはギュッと濃縮された味わい。わずか4ページでも、本格的な謎解きが楽しめます。4ページという制約があるなかで、描写ではなく事件を通して語られる人間ドラマの深みも読みどころです。
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「間取り」から驚くべき謎が明かされる、斬新なスタイルのミステリーが再び!前作で鮮やかな推理を見せたコンビが、さらに複雑な間取りの謎に挑みます。情景描写がほとんどないシンプルな文体と「謎」そのものに語らせるスタイルは、まさに読むパズルの味わい。重厚なスタイルのミステリーが苦手な方にも読みやすい一冊です。
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主人公の小鳩くんは、小市民を目指す高校生。目立ちたくないのに、次々事件に巻き込まれて探偵役を務めることに!?本書は、人気の本格推理作家・米澤穂信が描く人気シリーズの第1弾。名探偵らしからぬキャラクターが日常の謎を解く、学園コメディ風の軽い読み心地で、ミステリーを読みなれない読者もすいすい読めてしまいます。
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本書は児童書ですが、ただの子ども向けミステリーではありません。人気作家・知念実希人が手抜きなしで書いた本格推理小説です。児童書とはいえ推理小説のツボをしっかり押さえて、子どもだけでなく大人の初心者の入門書としてもオススメの出来栄えになっています。小学4年生の名探偵の大活躍に、大人も子どもも楽しめることでしょう。
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