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「アメリカ文学界の狂犬」ジェイムズ・エルロイが放つ衝撃の犯罪小説
叩きつけるような激しい暴力やおぞましいほどの欲望をシンプルかつ力強く描き、「アメリカ文学界の狂犬」と呼ばれることもあるジェイムズ・エルロイ。ここでは、彼がなぜそう呼ばれているのかがよくわかる小説を紹介します。その圧倒的なまでに力強い筆致と、巧みに構成されたプロットの妙をご堪能ください。
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1940~1950年代のロサンゼルスの闇に深く切り込んだ「暗黒のLA4部作」の第1弾にして、ジェイムズ・エルロイの名を一躍世に知らしめた出世作。実際に起こった未解決殺人事件「ブラック・ダリア事件」を基に、捜査に携わった2人の刑事が「凄惨な事件の謎」と「警察組織の闇」に翻弄されるさまを描いた、超ハードな犯罪小説です。
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赤狩りで揺れるロサンゼルスで、その騒動を利用してのし上がろうとする2人の男と、連続猟奇殺人事件に挑む1人の男。それぞれの視点で構成された衝撃の一冊。立場の異なる3人の男たちの運命が複雑に絡み合っていく、恐ろしく濃厚な内容に圧倒されます。次作『LAコンフィデンシャル』の伏線にもなっています。
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裏社会を牛耳っていた大物が失脚したLAで、次にその座を狙う者たちが仕掛ける謀略と、その謀略に翻弄される3人の刑事の姿を描いた読み応え満点の犯罪小説。ある大量殺人事件から恐るべき謀略へと行き着く構成が巧みで、終始、読書欲をあおられます。1997年には映画化もされ、非常に高い評価を得ました。
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シリーズ史上最高にアクの強い刑事を主人公に据え、ファンにはおなじみの猟奇殺人事件もうまく絡めた、「暗黒のLA4部作」の集大成にして犯罪小説の金字塔ともいえる一冊。これまで以上に強烈な暴力と謀略の応酬が描かれ、さらには因縁の対決に決着がつくなど、ハラハラさせられる要素が満載の名著です。
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「暗黒のLA4部作」以前のLAを舞台に、裏社会の闇をさらに鋭く描いた「新・暗黒のLA4部作」の第1弾。真珠湾攻撃直前の時代を扱った今作では、権力闘争や猟奇殺人に加え、人種差別問題にも深く切り込んでいます。前シリーズでおなじみの主要人物たちも多数登場し、力強い筆致にも数段磨きがかかった珠玉の一冊です。
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