ブックキュレーターhonto編集員
寄り添ってくれる一冊が見つかる。悩みがあるときに開きたいブックガイド
時に本は、悩める人の指針になってくれるもの。そこで、悩みがあるときにぜひ手に取ってほしいブックガイドを紹介します。人間関係や仕事の行き詰まり、人生の意味まで・・・。悩みや年代など、自分の状況に寄り添ってくれる一冊が見つかるはずです。本を開けば心が少し軽くなり、次の一歩を踏み出す力になってくれるかもしれません。
- 17
- お気に入り
- 1435
- 閲覧数
-
NHKで10代向けに放送された番組の書籍化。「ひどい失恋をしたとき」「父親を嫌いになったとき」などのテーマごとに、指針になりそうな本とその魅力がまとめられています。ひとつのテーマに複数の選書があるため、自分に合った一冊が見つかるでしょう。人生に迷う若者をやさしく励ましてくれるような本がそろっています。
-
元・日本一有名なニートの著者・pha(ファ)が、自分の価値観の基礎になっている本100冊を紹介しています。成功を目指してひたむきにがんばれというのではなく、同調圧力に屈せず自分の生き方を守るための本が中心です。それらの本を、著者は「ゆっくり効く読書」と表現。いつも手元に置き、折に触れて読み返したくなる本ばかりです。
-
哲学者・岸見一郎が、自分の病や両親の介護など困難に出会ったときに助けられた本を挙げています。著者の専門である哲学書のニーチェ『ツァラトゥストラ』から絵本『にじいろの さかな』まで、ジャンルはさまざま。本とともに印象的な一節も多く引用されています。すぐに答えは出なくても、悩みと向き合う助けになるはずです。
-
16歳で自殺未遂をして、自ら「死にたがり」と称する歌人・研究者の吉田隼人によるブックガイドです。本の紹介とともに、高校・大学生時代の読書遍歴も語られています。ライプニッツの哲学書『形而上学叙説』、『マラルメ詩集』『雨月物語』などが登場。本から本へと読み渡って絶望をやり過ごすのも、一つのサバイバル術だと思わされます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です