ブックキュレーターhonto編集員
変わりゆく時代に寄り添う皇室の姿を概観することができるエッセイ本
日本の皇室は、世界でもっとも長い歴史を持っています。その長い歴史の中でも、現代は最も皇室が私たちの身近にある時代といえるでしょう。激動の昭和から平成、令和へと時代が移り変わるなかで、国の象徴である皇室はどのような存在であったのでしょうか。国民とともに歩まれた現代史を、肩ひじ張らずに読めるエッセイを通して振り返ります。
※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2024年10月)の情報に基づいております。
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本書は三笠宮家のご長女である彬子女王殿下の英国留学日記です。「赤と青のガウン」とは、オックスフォード大学で博士号を取得した学生が着るもの。そのガウンをまとう夢や外国生活のハプニング、英国王室との交流など、日々の暮らし語られています。夢に向かい軽やかに歩む姿に、新しい時代の皇室を感じることができる一冊です。
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昭和の時代、皇族としては異例の型破りな言動で世間を大いに沸かせ、国民に慕われた方がいました。それが「ひげの殿下」こと寛仁親王殿下です。本書は、殿下が支援団体の会報にお寄せになったエッセイをまとめたもの。率直な思いをときに厳しく、ときにユーモラスに語る、飾らない言葉がダイナミックな昭和の空気を伝えています。
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はるか昔は、天皇陛下とは御簾の奥深くにおられる神秘的な存在でした。だけど、今や天皇陛下は国の象徴として世界各国で活動される時代。本書は、そんな令和の時代の今上陛下が英国留学の思い出を語った貴重なエッセイ。海外で見識を深めることの大切さを、やさしい言葉で丁寧に語られた本書は、若い世代の方にもオススメです。
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激動の現代史の中でも、平成は穏やかな時代といわれています。そんな平成の皇后でいらっしゃる美智子上皇后陛下は、美しく年齢を重ねられ今も女性たちの憧れです。本書の著者は、美智子皇后(当時)の専属デザイナー。波乱の半生を語った自伝エッセイの中で、上皇后陛下との心温まるエピソードとともに時代の風を語っています。
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