ブックキュレーターhonto編集員
実は微妙で複雑。ドキュメンタリーとフェイク映像の違いを考える本
AIによる偽動画やフェイクニュースがあふれています。事実を語るドキュメンタリーだと思っていたら、実はフィクションだったということもあるでしょう。ドキュメンタリーは監督や作者の視点や解釈が入り、事実そのものではありませんが、まったくの創作でもありません。ドキュメンタリーとフェイクをどう見極めればよいのか、考えてみましょう。
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刺激的なタイトルです。優れたドキュメンタリー作品を取り上げて、監督の視点や秘められた主張などの見極め方を丁寧に解説します。作り手がどのような意図を持って、どこにどのように手を加えたのか、その手法をわかりやすく紐解きます。鑑賞力が養われ、ドキュメンタリーがより楽しめるようになるでしょう。
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制作者の視点から事実を切り取り、膨大な記録から主題に迫り、見る人に訴えかけるよう構成・編集し、ナレーションを入れる。ドキュメンタリー作者は、事実が語る物語を読み取る感性が問われ、創作しないことに絶対の価値を置くことが大切だといいます。フェイクとはまったく異なる価値観と作品の作り方がわかる一冊です。
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自国に都合のよい方向に他国の世論を導いたり、その国民を動揺させる偽の情報を流したり。ネットを使った他国への介入は、今や当たり前の感があります。テクノロジーの発展によってより巧妙になったフェイク情報拡散やサイバーテロの脅威を、実例をもとに解説し、その防止対策を専門家へのインタビューを交えて検討します。
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あらゆる情報や知識は本やネット、知人など他者からもたらされるものですが、その真偽を見極めるにはどうすればよいのでしょうか。虚偽の世界にとらわれず、賛否両論に振り回されずに、自ら判断できるようになるための知の公平性の磨き方がわかるようになります。哲学的考察ながら親しみやすい文章で、読みやすい一冊です。
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ドキュメンタリーは公正中立な事実の記録などではなく、制作者の主張を語る作品であることを改めて読者に強く印象づけます。自身の経験を軸に、多くのドキュメンタリー作者の思考や信念、エピソードを織り交ぜながら、制作現場の実際を生々しく語ります。作品を作る上で決して譲れない一線と制作への熱量に圧倒されます。
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