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 2019年本屋大賞 ノミネート作品発表!

「2019年本屋大賞」 ノミネート作品はこちら!

愛なき世界

紙の本

愛なき世界

あこがれ

評価5 投稿者:neconoco

理系の研究室は個人的に未知の世界です。
三浦しをんの小説は、未知の世界を舞台にしていることが多いのですが、読後にはその世界へのあこがれが胸に芽ばえてしまうのです。
そして登場人物が…魅力的!!
松田先生から目が離せません!

頭を使うけどほっこりする

評価5 投稿者:梨が好き

研究室が舞台なので、植物に関する難しい表現がたくさん出てきて頭が追いつかず、時々飛ばして読んでしまいました。

でも登場人物は皆愛すべきキャラクターで、読んでいてほっこりしました。

きっとそれも愛

評価4 投稿者:るう

面白いけど藤丸と師匠の関係性は「政と源」のつまみ細工職人師弟関係そのままでした。もうちょっと捻って欲しかった。
藤丸と木村は恋愛関係には発展しなかったけれど二人の間に心の交流があったし、藤丸は植物と木村はじめ、研究室の面々を理解しようと努めた。
これも立派な愛だと思った。

洋食屋の見習い・藤丸陽太が恋をした本村紗英は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?

ある男

紙の本

ある男

凛と、素晴らしい。一度失敗するとやり直しのきかない世の中になっているという話。

評価5 投稿者:ぴんさん

今のリアルな社会がかなり書き込まれていて小説なのにノンフィクションである、という不思議な感覚。この小説を通して、人が人をどのように判断しているのか、人が持つ過去とは何かを考えることができるとともに、ミステリーとしても楽しめる。Xの正体を探りたどり着いた真実、自分の生い立ちや妻との確執、依頼人の辛い過去やXと過ごした幸福な日々とかなり密度の濃い作品。相手の過去が全くの別物だとしても、自分が相手に感じた感情は嘘ではない。だからその感情を信じたい。

ああかかる日のひととき

評価5 投稿者:あだじぇっと

#生まれ変わるなら そう問われて思い浮かぶのは 凡庸な自分の持ち得ない美貌や才能のカケラでも持てたら、とう程度。ありがたいことであろう。
そうではない、もっと切実に 自分を縛るアイデンティティを棄て 生まれ変わりたいと願う人をモチーフにした作品。

弁護士の城戸は、以前 離婚調停を手伝った里枝から奇妙な依頼を受ける。再婚した夫・谷口大祐が事故で死んだのだが、彼の実家に連絡したところ、夫は谷口大祐ではないらしいと言う。

この谷口大祐探しの過程に、さまざまな要素が盛り込まれている。震災のこと、在日韓国人のこと、ヘイト問題、死刑制度 --- いずれも人権の根幹に関係することであり、それぞれが ”なにを以って 個人はその人と同定されるのか”という アイデンティティの問題を多角的に考えさせてくれる。

谷口大祐をめぐるアイデンティティは、それは哀しく ドラマ的で、物語に推進力をもたらしている。同時に探求者である城戸が自らについて考える --- 自身に迷い 悩み そこからあらためて自分を掴み取っていく過程がとても興味深い。

その城戸と対照的ともいえる人物も登場している。
里枝の前夫だ。
自信があり自己の視点に固着している、ああいるいるこういう”立派な”人! なぜ里枝が離婚したかったか、わかるような気がしたと城戸は感じるのだが、その感覚は読者にもじわりと伝わってくる。

さて、では、人は 外部から纏わされるアイデンティティ --- 身体的特徴、 DNA、家庭や地域・学校といった生育環境 --- から決定づけられてしまうのか?
”ある男”はそこから逃げ切れなかったのか?

それだけではない、と。
最後に里枝と中学生になった息子・悠人 --- 父親は離婚した前夫 --- とのやりとりに描かれている。
悠人に手を差し伸べたのは、”文学”。
その力が悠人の自己形成に大きく力を与えている。
彼の血の繋がった父親、里枝の前夫とはまるで違う人格に育とうとしているのだ。
その姿は一条の強い光を発している。

そして、その光は周囲をも照らす。
城戸もまた、自身の親としての愛情を再確認し前にすすむ力を得る。探し続けた者だけが得る力を。

いろんな感情が交錯していきます。

評価5 投稿者:咲耶子

愛した人はきちんと戸籍もあるのに別人だったって結構コワイですよね。
真相に近づくにつれ奇妙な取引が明かされて行きます。
個人を特定するモノって何だろう、他人と自分を識別するものの不確かさを感じます。
在日である起源と帰化した現在とのアイデンティティに揺らぐ気持ちとリンクしていきます。
いろんな感情が交錯して奥行きがあって面白かったです。

里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取り、14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚するが、「大祐」は事故で命を落とす。さらに、衝撃の事実が…。

さざなみのよる

紙の本

さざなみのよる

しみじみ・・・

評価5 投稿者:トクちゃん

新聞で書店の定員さんが薦めていたので、購入しました。
最初からページをめくるたびに、しみじみ・・・。一気に読みました。
翌日には友人に薦めていました。
ああ・・・読んで良かったです。

ヒトは、思いを残して逝き、その思いは長く深く残る

評価5 投稿者:タオミチル

NHKのお正月ドラマ「富士ファミリー」に幽霊として登場していた彼女。そのヒトの生きた証みたいなものをテーマに置きなおして書き下ろされた小説。木皿ワールドは、あの世とこの世がうっすらつながって描かれていて、その在り方が心地よい。本書もそれは同じ。なんとなくじんわり満たされる読後感です。

寂しいよね

評価4 投稿者:あだじぇっと

木皿泉氏は ”昨夜のカレー、明日のパン”以来。
あれは だいぶ前に亡くなった夫を抱えるようにして暮らす 妻とギフがメインだった。
ドラマもよかった。 すごくゆっくりだけど ひにち薬が効いていく感じが沁みた。

本作は、現在進行形で ナスミが亡くなっていく。
40代、癌。 
そんな知り合いが幾人かいた。

ナスミはなかなかに自由に意志的に生きた人で、あちらの世界に行くのもわりとさっぱりと。
彼女に近い人たちも、割合に準備がでてきているというか。

もうちょっと彼女とは遠い人たちの話は、だいぶ寓話的なイイ話。ちょっと定型的かと感じたけれど、日常的には会っていない過去の人の訃報に、突然今の自分の姿を映してみる。

なんだかやっぱりむしょうに寂しくなる話だった。

小国ナスミ、享年43歳。息をひきとった瞬間から、その死は湖に落ちたひと雫の波紋のように、家族や知人へと広がっていき…。命のまばゆいきらめきを描いた感動と祝福の物語。

そして、バトンは渡された

紙の本

そして、バトンは渡された

バトン

評価5 投稿者:なま

題名から、陸上の話かと思ったが、全く違っていた。離婚する人が多くなったとはいえ、これほど珍しい家庭環境の主人公もいないだろう。その主人公が、そういった環境を悲観的にとらえず、前向きに思考していくところが、痛快であり、ほんの少し悲しかったりした。

血の繫がらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった森宮優子、17歳。父親が3人、母親が2人。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた−。身近な人が愛おしくなる、優しい物語。

熱帯

紙の本

熱帯

そうなんだ

評価5 投稿者:おどおどさん

直木賞候補なんだ。過去に森見さんの作品は何冊か読んだけど、どうも難しい。アニメや舞台化されて見に行ったが、うーん。
しかし、もし賞をとればわかりやすく解説してくれる方が現れるはずだ!

沈黙読書会で見かけた奇妙な本「熱帯」。それは、どうしても「読み終えられない本」だった−。結末を求めて悶えるメンバーが集結し、世紀の謎に挑む!

ひと

紙の本

ひと

受け入れる強さ

評価5 投稿者:咲耶子

母の急死で天涯孤独になった聖輔、大学を中退し偶然出会った総菜屋でのバイトを始めます。
孤軍奮闘する聖輔にみんなが手を差し伸べる人情が暖かい。もちろん、不愉快な人や相容れない人も出てくるけど。
境遇を受け入れ、やらなければならない事を自覚、目標を見つけながらも諦めなければならいことは諦める。
でも、最後には諦めたくないものが見つかります。

母が急死し、たった1人になった20歳の柏木聖輔。空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、聖輔は買おうとしていた最後に残った50円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに…。

ひとつむぎの手

紙の本

ひとつむぎの手

帯の「ラスト30頁 あなたはきっと涙する」に偽りなし

評価4 投稿者:とくさん

2つのストーリーが同時に展開される。
心臓外科医として6年研鑽を積んできた平良先生。教授から直々に研修医3名を勧誘するように命じられる。出来れば憧れの病院に行けるが、行けなければ心臓外科すら無い沖縄の病院に飛ばされてしまう。辛い生活を送る自らの姿を見せるべきか、それとも取り繕うだけかという判断を迫られる。しかし研修医は3人ともに個性的である一筋縄ではいかないことになってしまう、というのがストーリー1。
一方で、ある雑誌に教授の不正に関する告発が取り上げられる。情報をリークしたのは教授の地位を獲得しようとしている准教授か、医局長か、はたまた別の人間か―。その犯人探しも、ついでに命じられてしまう。もちろん出来なければ憧れの病院に行くことは出来ない。月日が経つにつれて、医局員の教授への信頼がどんどん失われていってしまい、平良先生も早く犯人を探さなければならなくなってしまう。この犯人探しがストーリー2。
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ミステリとしては在り来りな設定であるが、本作はミステリを楽しむものではなく、研修医との人間関係、医局との人間関係、そして自らの夢への努力などを楽しむものと思われる。大筋はストーリー2で、メインは教授の甥(1年後輩)との葛藤である。そこに付随してストーリー1が展開される。
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涙する、ということについては喜び、悲しみ、あるいはその両方あるかもしれない。ご都合主義的な場面もあるためそういうのが受け入れられ難い方にとっては冷める展開かもしれないが、読了感は高いため知念初心者という方にはぜひ読んでいただきたいと思う。

大学病院で過酷な勤務に耐える平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に3人の研修医の指導を指示される。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられ…。

火のないところに煙は

紙の本

火のないところに煙は

言うほど怖くないじゃん、と思っていたのに。。。

評価5 投稿者:つきたまご

テレビやネットで話題となっていて、いつもはあまりホラーは読まないのですが、手に取りました。
事前情報では「かなり怖い」と言われていたので、覚悟して読んでいたのですが、1~4章まで、ゾワッとはするものの、眠れない!と言うほどではなく。そこで、甘く見たのが失敗でした。
あらすじにもあるように、最恐の結末。これは、やられました。。。
(小説家が依頼された小説を書く、という話ですが、実話じゃないですよね?不安になりました。。。)
表紙のカバーも凝ってて、かなり好きです。

「神楽坂を舞台にした怪談」を依頼された作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返り、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが…。

フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE

双子

評価5 投稿者:なま

フーガとユーガは、特殊能力を持つ双子である。その二人が、妙に泥臭いところが面白い。伊坂幸太郎さんの作品は、どれもそうだが、物語の展開が面白く、続きが気になってしまい、どんどん読んでしまう。

仙台市内のファミレスで、常盤優我は語り出した。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のことを…。不思議で、切ない、長編小説。

ベルリンは晴れているか

紙の本

ベルリンは晴れているか

ベルリンの街が目に浮かぶ

評価5 投稿者:コアラ

なんという描写力。ベルリンの街が目に浮かぶ。そして緻密な歴史考証。すばらしい。分類ではミステリに入るのかもしれないが,偉大な文学である。迫害されるユダヤ人の恐怖,ナチスとその追随者のおぞましさが迫ってくる。決して読んでいて楽しいわけではないが,締切りが迫っていてそれどころではないはずなのに,ページを繰る手を停められなかった。
ナチスによ言論弾圧と思想統制人種差別の箇所を読んでいて,チベットやウイグルでこそ今現在行われていることに思いをはせないわけにはいかない。沖縄人は明日は我が身ということを知っているのだろうか。
読み終わった。それで感想は?だ。なんだか気が抜けてしまった。正直ミステリとしてはつまらない。前半のおどろおどろしくも迫力のある場面の連続に圧倒されていただけに,最後のあっけない終わり方に?だ。おまけに最後に説教臭くなってしまって…。う~む…。それでも読む価値はあります。多くの読者を得ますように…。

1945年7月、4カ国統治下のベルリン。米国の兵員食堂で働くドイツ人少女アウグステは、恩人の男の不審な死を知り、彼の甥に訃報を伝えるため旅立つ。しかし、なぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり…。

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