目次
悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日
- 寺島英弥 (著)
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まえがき
序 章 3・11の記憶
震災当日の新聞作り
記者たちの体験ルポ
第1章 三陸の被災地へ
雪に染まった被災地
東北の長い長い一週間
三陸沿岸を歩く
陸前高田の惨状
米軍ヘリからの支援物資
「万里の長城」
恋し浜の人々
住職が泣いた日
第2章 風評に立ち向かう
望郷の唄
“戦場”でも守り抜く
津波からの生還
「死」と向き合う
海に祈る地蔵たち
風評に立ち向かう
「ドカン」への怒り
「農」に生きる人々の希望
街のためにパンを焼く
見えない壁を背に
種まく人
田の神よ、守れ
第3章 集いの寺
開かれた拠り所
死者と共に
別れと出発
あんたがいるでしょ
第4章 「までい・らいふ」の夢
計画避難の日
金華山の祭り
までい民宿 どうげ
飯舘牛の受難
怒りの夜
苦渋の選択
発せられた「希望」
明日にともす灯
東京で「帰村」を訴える
第5章 鎮魂の夏
相馬野馬追
種まく人 その後
ヒマワリに願う
夏の日差す
盆踊りの夕
第6章 除染への願い
出来秋の憂い
飯舘村「帰村」のために
自然が作るホットスポット
野球少年たちの思い
リンゴ畑に吹く風
仮設の日々を支える
山林除染に挑む
花に託す
ほか