目次
カーニヴァル化する社会
- 鈴木謙介 (著)
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はじめに──「祭り」の季節に
ふたつの「祭り」+1/お祭り化する日常
第1章 「やりたいこと」しかしたくない──液状化する労働観
1 フリーターやニートだけが問題なのか
フリーター化する「社会人」/若者は甘えているのか/「一三歳のハローワーク」と「一四歳の分岐点」
2 「やりたいこと」という貧困
自分探し世代の憂鬱/予期的社会化の困難/空転する意欲/親世代の二重の願望
3 ハイ・テンションな自己啓発
氾濫する自己診断/躁鬱状態としての「分断される自己」
第2章 ずっと自分を見張っていたい──情報社会における監視
1 「監視国家」か「監視社会」か
進む防犯対策としての監視/民間主導による監視/監視の「脱カメラ化」/ゲイテッド・コミュニティ/「監視社会」とは何か
2 データが監視されるということ
見えなくなる「監視」/身体の消失/監視そのものを批判できるか/リスク社会における排除/監視社会の「善さ」を求めて
3 データベースとの往復運動
再─身体化する監視/私は何を欲望しているのか/「掟の門」をくぐれるか
第3章 「圏外」を逃れて──自分中毒としての携帯電話
ほか
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