目次
百年前の日本語
- 今野真二 (著)
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目 次
はじめに――日本語に明治維新はあったか
第一章 百年前の手書き原稿――夏目漱石『それから』の自筆原稿
一 漢字のかたち――漱石の書いた「所」の字
二 漱石も「新字体」を使っていた
三 手書きと印刷との間で
第二章 「揺れ」の時代――豊かな明治期の書きことば
一 日本語を漢字によって書く
二 活躍する振仮名
三 語形の多様性
四 書き方の多様性――同語異表記・異語同表記
五 和漢雅俗の世紀――漢英対照から和漢雅俗へ
第三章 新しい標準へ――活字印刷のひろがりと拡大する文字社会
一 『朝日新聞』に掲載された夏目漱石の『それから』
二 新聞紙面の日本語
三 雑誌の日本語
第四章 統一される仮名字体――失われた選択肢
一 仮名のさまざまな使い方
二 一九〇〇年のできごと
三 消えた「仮名文字遣い」
第五章 辞書の百年――辞書を通してみた日本語の変化
一 英和辞書の訳語
二 漢語辞書から考える
三 和語・漢語・外来語
おわりに――日本語が得たもの、失ったもの
あとがき
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