目次
「世間」とは何か
- 阿部謹也
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はじめに
序章 「世間」とは何か
第一章 「世間」はどのように捉えられてきたのか
1──歌に詠まれた「世間」
2──仏教は「世間」をどう捉えたか
第二章 隠者兼好の「世間」
1──「顕」と「冥」がつくりなす世の中
2──神判と起請文
3──近代人兼好
第三章 真宗教団における「世間」……親鸞とその弟子達
1──親鸞の「世間」を見る眼
2──初期真宗教団の革新性
第四章 「色」と「金」の世の中……西鶴への視座
1──西鶴の時代
2──恋に生きる女達
3──「金」と世の中
4──「色」と「金」で世をみる
5──「艶隠者」西鶴
第五章 なぜ漱石は読み継がれてきたのか……明治以降の「世間」と「個人」
1──「社会」の誕生
2──「世間」の内と外──藤村の「破戒」
3──「世間」の対象化──「猫」と「坊っちやん」
4──「世間」と付き合うということ──「それから」と「門」
第六章 荷風と光晴のヨーロッパ
1──荷風の個人主義
2──光晴の歌った「寂しさ」
主要引用・参考文献
おわりに
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