目次
悲しみの効用 【五木寛之ノベリスク】
- 五木寛之
-
第一章 悲しみの効用
●「がんばれ」と言ってはいけないとき
●血縁のかわりに人と人とを結ぶ絆とは
●「悲」とは、他人の苦しみを引き受けられない痛み
●悲しげな顔の仏像が、なぜこの世にあるのか
●ため息をつくことで、本当の呼吸ができる
他
第二章 世辞の効用
●布施行としての「世辞」
●お礼を求めてはいけないのが、お布施
●「裸の王様」の話に隠されていたかもしれない深い意味
第三章 ボケの効用
●老いるからこそ、見えてくるものがある
●年を取れば大胆になれる。恐いものがなくなる
●「も