目次
読書の歴史を問う
- 和田敦彦
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●はじめに
なぜ読書を問うのか
第1章●読書を調べる
【読書は、書物が読者にたどりつき、理解されていく一連のプロセスとしてとらえることができる。読書をとらえるには、このプロセスをいくつかに分け、それがいつから、どのようにしてできあがったのか、変化したのかを問うていく必要がある。そしてその問いは、私たちの読書の自由や、その制約への関心と深く結びついている。】
1 読書の問い方
2 読書の自由とその制約
3 書物の流れをとらえる
4 読者を知る手がかり
第2章●表現の中の読者
【雑誌や新聞メディアをもとにした研究には、読者に着目する研究も多く見られる。女性雑誌や児童雑誌の表現を追うことで、そこから一定の読者集団が作り上げられたり、変化していくことを追うことも可能だ。表現が作り出していく読者の問題にここでは焦点をあて、それを調べ、考えていく方法について検討する。】
1 雑誌研究のすすめ
2 新聞から読者をとらえる
3 女性雑誌の表現と読者
4 児童という読者
5 読書研究の偏りと空白
第3章●読書の場所の歴史学
ほか
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