目次
ライトノベルから見た少女/少年小説史
- 大橋崇行
-
はじめに
一般文芸のライトノベル化という現象を前にして
「まんが・アニメ」文化は、「おたく」文化として特権化されてきた
そもそも「おたく」文化とそれ以外とのあいだに、本当に距離はあったのか?
「まんが・アニメ」文化の礎を築いたのは、〈少女小説〉〈少年小説〉ではないか
ライトノベルを起点に日本の物語文化を見渡す
第1章●ライトノベルとキャラクター
ライトノベルの現在
一般文芸のライトノベル化
「ライトノベル」は定義可能か
一般的すぎた東浩紀の「データベース理論」
〈文学史〉としての「リアリズム」
リアリズムという幻想
本書の目的―〈物語文化〉を見直す
「ライトノベル」とは
「ジャンル小説」としてのライトノベル
「ジャンル外」作品群としての少女向けレーベル
「ライトノベル」一九九〇年「誕生」説について
(1) ネット上に見られる情報共有のあり方
(2) 「ライトノベル」という用語の「誕生」
(3) 普及しなかった「ライトノベル」
(4) 「ひとくくり」にすることの是非
a 性別隔離文化
b ファンタジーブームとTRPG
ほか
文学論 ランキング
文学論のランキングをご紹介します文学論 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
-
6位
次に進む