目次
IoT時代のエクスペリエンス・デザイン
- 朝岡崇史
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第1章 エクスペリエンス×IoTで何が変わるか
〈キーポイント〉エクスペリエンスは「場」から「時間」へ
IoTという破壊的イノベーションの衝撃
近未来のエクスペリエンスの予測と改善提案
エクスペリエンス×IoTのメカニズム(トライアングルモデル)
〈エピソード1〉自動運転サービス
〈解説〉エクスペリエンスの予測と提案のメカニズム
ビッグデータとアナリティクスによるエクスペリエンスの創出
学習、思考、統合、分析ができるAIの誕生
お客さまを主語にしたアナリティクスの進化
〈提言〉生き残りのためにハイテク企業になろう
お客さまとインターネットでつながろう
自前主義を捨てスピーディにオープンな提携をしよう
お客さま主語でアナリティクスのセンスを磨こう
〈コラム〉リーン・スタートアップ
第2章 エクスペリエンス4・0
〈キーポイント〉エクスペリエンス×デジタルの過去・現在・未来
エクスペリエンスとビッグデータの統合 エクスペリエンス4・0
デザインの領域をビジネスに拡大 エクスペリエンス1・0
経験は企業間競争の差別化ドライバー エクスペリエンス2・0
推奨や評価の力をマーケティングに活用 エクスペリエンス3・0
〈エピソード2〉スポーツトレーニング革命
〈解説〉お客さまの変化が企業のマーケティングを動かす
サービス・ドミナント・ロジック
シェアエコノミーが進展する
すべてのインダストリーはサービス業に
〈提言〉エクスペリエンスを事業経営戦略の柱に据えよう
経営トップがゲームチェンジのコミットメントをしよう
サイロ型からオーケストラ型へ。組織運営を変えよう
キーワードはリーン&アジャイル。企業文化を刷新しよう
〈コラム〉サービス設計図とオーケストレーション
第3章 企業のなりわいワードと近未来ロードマップ
〈キーポイント〉企業はその時、何屋になるのか
「なりわいワード」とは何か
未来体験イノベーションプログラム
バックキャストで近未来ロードマップを描く
〈エピソード3〉独立系発電事業(IPP)から住まいの灯り演出業へ
〈解説〉「なりわいワード」を策定するために
STEP1:タスクフォースチームを編成する
STEP2:未来視点でミクロ・マクロの環境分析を行う
STEP3:ブランドらしさを分析し、自社がつかみ取る未来を決める
STEP4:「なりわいワード」をまとめ、近未来ロードマップを作成する
〈提言〉企業の未来を「発明」しよう
まず、これまでの業界や競合の定義を捨てよう
ソーシャルの課題をビジネスチャンスとして積極的に捉えよう
先手必勝、今すぐにやろう
〈コラム〉「なりわいワード」と「愛着」
第4章 エクスペリエンス×IoTで人間は幸せになるのか
〈キーポイント〉AIと人間との役割分担
AIとお客さまと企業。その幸せな関係とは
「生理学」「経済学」「社会学」「認知心理学」人間の4つの側面
AIは「4つのペインポイント」を克服できるか
〈エピソード4〉楽しくないショッピング
〈解説〉人間ならではの「新しい発想や価値」の提供
AI任せの自動化でペインポイントが拡大するリスク
『サトリのワッパ』からの学び
「シンギュラリティ」その時AIは人間の仕事を奪うのか
「新しい発想や価値」を生む方向への転換は経営戦略の一環
〈提言〉お客さま接点でのエクスペリエンス最適化を企業の武器にしよう
ほか