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目次

    はじめに
    1 部活やめたい
    2 生徒だけでなく先生も
    3 部活は楽しい!:「強制」と「過熱」から考える
    4 本書の諸前提:「エビデンス」と「4つの基礎的視座」から運動部・文化部をよりよいものに


    第1章 「グレーゾーン」を見える化する
    1 「なぜ廊下を走るの?」中学生の訴え
    2 「自分だけ外を走ればいい!」
    3 「グレーゾーン」としての部活動
    4 無法地帯のさまざまな問題と矛盾
    5 部活動は「教育課程外」の活動
    6 「授業」とのちがいから「部活動」を理解する
    7 「スポーツクラブ」や「学習塾」とのちがいから「部活動」を理解する


    第2章 自主的だから過熱する――盛り上がり、そして降りられなくなる
    1 学校はトップアスリート養成機関?
    2 東京オリンピックはもっと盛大に:勝つことに対して高まる期待
    3 理想と現実のギャップ
    4 部活は麻薬
    5 10年間で部活動の指導時間が突出して増加
    6 組み体操の巨大化と部活動の過熱との共通点
    7 自主的だから過熱する
    8 部活動に全国大会がなかった頃
    9 部活動が「評価」される 過熱の背景にあるもの


    第3章 自主的なのに強制される――矛盾に巻き込まれ、苦悩する
    1 大きな勘違い
    2 生徒の強制入部
    3 部活動指導は教員の仕事なのか?
    4 実現不可能な職務命令
    5 「居場所」の論理と「競争」の論理:部活動の存在意義は「機会保障」にある
    6 競争の論理の見えにくさ
    【COLUMN】Twitter発、世間を動かした「部活動の正論」


    第4章 強いられる「全員顧問」の苦しみ
    1 土日も出勤:「早く負けてほしい」
    2 自主的に土日がつぶれていく
    3 「部活未亡人」:過労を嘆く妻たちの声
    4 若い先生たちの過重負担
    5 全員顧問「制度」とは?
    6 全員顧問制度の拡大とその背景
    7 部活動で先生が「評価」される


    第5章 教員の働き方改革――無法地帯における長時間労働
    1 教育は無限、教員は有限
    2 在校12時間 多くが「過労死ライン」超える
    3 休みなき教員の一日
    4 一日の休憩時間はたったの10分
    5 先生には夏休みがある?
    6 夏休みも残業、土日出勤
    7 労働基準法の「休憩時間」が確保されていない違法状態
    8 無理矢理の休憩時間設定
    9 教員の半数は「休憩時間数を知らない」
    10 諸悪の根源「給特法」
    11 休まないことが美化される!?
    【COLUMN】部活動の法的根拠を探るなかで見えてきたこと


    第6章 素人が顧問
    1 未経験顧問が雪崩に巻き込まれて死亡
    2 ボールにさわったことがあればOK
    3 素人顧問が語る苦悩
    4 部活動好きだった先生の挫折
    5 次善の策として顧問を引き受ける


    第7章 過剰な練習、事故、暴力――苦しむ生徒の姿
    1 守られなかった「週2休」の指針
    2 文科省が本気を出した
    3 生徒の部活動時間:最大は千葉県の1121分/週
    4 外部指導者は救世主か
    5 外部指導者は生徒の負荷を増大させる?
    6 部活動を「やめさせない」圧力
    7 「内申」という束縛の欺瞞
    8 部活動における事故
    9 顧問からの暴力
    【COLUMN】 スポットの当たりにくい小学校の部活動


    第8章 先生たちが立ち上がった! 
    1 職員室の当たり前を打ち壊す
    2 「部活問題対策プロジェクト」の誕生
    3 既存の組合を超えた活動
    ほか