目次
論理的文章作法〈帰納法・演繹法・弁証法で書く〉
- 西田みどり
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まえがき
第1章 帰納的展開で書く
[I]帰納的展開の考え方
1.帰納的展開とはたくさんのデータを基にひとつの法則を見つけだし仮説を立てること
2.夏目漱石の「草枕」
3.ノーベル賞とセレンディピティー
4.帰納的飛躍
[II]帰納的展開が使われている文章
1.研究者も帰納的展開を使っている
2.帰納的展開で仮説が立てられるのは常識の範囲内の意見
3.170回行った実験のうち58回で仮説が論証されたらOK?
4.「帰納法は便利な論証法である」を帰納的展開で書く
5.演習:帰納的展開で書く
第2章 演繹的展開で書く
[I]演繹的展開の考え方
1.演繹的展開は最初に仮説(意見)がある
2.短文で学ぶ演繹的展開
[II]演繹的展開を活用した接続語連結
1.演繹的展開は接続語で表現できる
2.接続語はしつけ糸
3.演習:演繹的展開で書く
4.帰納的展開と演繹的展開を合体して書く
第3章 弁証法的展開で書く
[I]弁証法的展開の考え方
1.弁証法的展開とは矛盾を取り込んで総合すること
2.「カイゼン(改善)」の基礎には弁証法的思考がある
3.現在シェアが拡大している電子書籍も弁証法的思考から生まれた
4.弁証法的展開で書かれたパトリック・ハーラン氏の論説文
[II]弁証法的展開を活用した接続語連結
1.弁証法的展開は接続語で表現できる
2.演習:弁証法的展開で書く(1)
3.演習:弁証法的展開で書く(2)
第4章 パラグラフライティングで書く論理的文章
[I]パラグラフライティングの考え方
1.文章の構造
2.文と文は互いに助け合って成立する
3.文と文の強固な関係がパラグラフの要件
4.パラグラフライティングで書かれた文章はわかりやすい
[II]〈パラグラフ+パラグラフ+パラグラフ〉で文章作成
1.一つ目のパラグラフを書く
2.二つ目のパラグラフを書く
3.三つ目のパラグラフを書く
4.〈パラグラフ+パラグラフ+パラグラフ〉で完成した文章
第5章 〈序論・本論・結論〉で組み立てる論理的な文章
[I]〈序論・本論・結論〉の図式
[II]序論の書き方
1.序論の仕事は読み手を引き付けること
2.序論に必要な項目
3.五つの項目を満たした序論の完成型
4.序論を図式する
[III]本論の書き方
1.本論は〈序論で出した問い〉に論拠を示して答える場
2.本論は〈客観的事実〉と〈自分の意見〉で構成する
3.〈客観的事実〉とは何か
4.文章表現における〈事実〉と〈意見〉
5.〈客観的事実〉と〈意見〉で構成した本論の完成型
6.本論を〈事実〉と〈意見〉に分けると……
7.本論部分の図式
[IV]結論の書き方
1.結論には、序論で立てた問いの答えがくる
2.問いの答えが書かれた結論
[V]アウトラインを書く
1.アウトラインは文章全体の設計図
2.例文のアウトライン
3.書きあがった本文全体
[VI]資料――序論・本論・結論の図式、アウトライン、本文例
1.三つの例文から作業工程を確認しよう
2.「若者の科学離れはどうすれば防げるか」
3.「お金で『買えるもの』と『買えないもの』から考察する現代社会」
4.「環境問題と食糧問題解決のための一つの試み、ベジーマンデーについての考察」
〈参考編1 〉引用法を使う
[I]引用の役割
ほか
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