目次
興亡の世界史 大清帝国と中華の混迷
- 平野 聡
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序章 「東アジア」を疑う
黄帝紀元と神武紀元の乱反射
経済発展がもたらした逆説
「東アジア」は自明のものか?
第一章 華夷思想から明帝国へ.
「万里長城」は何のためにあるのか
華夷思想とは何か
「中華帝国」明の朝貢貿易システム
第二章 内陸アジアの帝国
清の興隆
明の崩壊と北京遷都
未曾有の版図とチベット仏教
第三章 盛世の闇
悩める雍正帝
『大義覚迷録』の差別批判
崩れゆく誇り
第四章 さまよえる儒学者と聖なる武力
ポタラの甍にかかる影
経世儒学への脱皮
第五章 円明園の黙示録
東西文明の出会い方
英国のアジア政策とアヘン戦争
太平天国とアロー号戦争の曲折
洋務運動の時代
近代東アジア史の序幕
第六章 春帆楼への茨の道
近代史の傷口を歩く
万国公法への「適応」
「未知の国家」日本の出現
露仏との緊張と曾紀沢の主権国家論
朝鮮問題と日清戦争への道
終章 未完の清末新政
自強のうねり
義和団事変・日露戦争の衝撃
瓦 解
あとがき
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