目次
脱構築
- 守中高明著
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目 次
は じ め に──21 世紀の読者へのイントロダクション
I デリダと脱構築
第 1 章 脱構築という出来事
1 「構造」の時代の中から
2 「定義」の試み
第 2 章 エクリチュール・痕跡・差延──形而上学とその「外」
1 「フォーネー=ロゴス中心主義」の不安
2 二項対立から「差延」のエコノミーへ
II 脱構築的コミュニケーション
第 1 章 フェミニズム──性的差異の舞台
1 フェミニズムの現在形
2 「ファルス中心主義」の脱構築
3 非‐固有性としての「女」
第 2 章 翻訳と他者の言語
1 クレオールと混成的アイデンティティ
2 翻訳の詩学と政治学
3 「母語」という幻想をこえて
第 3 章 手紙──エクリチュールの行程
1 宛先という謎──カフカ,1912 年
2 メッセージ・迂回・コミュニケーション
3 手紙としての存在
第 4 章 脱構築のエチカ──共同体なき結び合いへ
1 弔いの政治
2 二つの喪──責任=応答可能性の場所へ
3 共同体なき結び合い
III 基本文献案内
あ と が き