目次
思考をひらく-分断される世界のなかで
- 姜尚中著 / 齋藤純一著 / 杉田敦著 / 高橋哲哉著
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目 次
はじめに──近代の臨界へ
I 文明と野蛮
「文明の衝突」とグローバル化の地政学 姜尚中
「文明」とその他者との分割をめぐって 高橋哲哉
討 論
三つの問題系/福沢諭吉と日本の近代/脱‐暴力化としての文明/文明論的な視点の問題性/キャッチアップの不可能性/ 「見棄てる」という権力モード/共存は可能か?/アジア主義再考/アメリカの定義する「国際社会」/デ・ファクトな力/リベラリズムの危機?
II 分割と境界
「見棄てる」という暴力に抗して 齋藤純一
境界線と政治 杉田 敦
討 論
完全な退出は不可能である/境界線の相対化/国家の再定義/ソーシャル・セキュリティの回復/ステートの論理の限界/グローバル・エコノミーの功罪/デモクラシーとステート/身体感覚と境界の変容/国際機関の問題/ 「内外の区別」の脱構築/アテンションのエコノミーを変える力/責任,法,応答可能性/法規範の越境とその両義性/国家テロと例外主義の常態化/新たなシティズンシップにむけて
あとがき──問いつづけること
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