目次
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第1章 放射線治療の得意分野
第2章~第4章
― 東京医科大学放射線科主任教授・徳植公一医師へのインタビュー ―
第2章 最新の放射線治療
新しい癌の放射線治療、強度変調放射線治療(IMRT)
患者さんに合わせて作る強度変調放射線治療の補償フィルター
厚労省の施設基準を満たす病院のみが導入可能
特殊な乳癌(内胸動脈リンパ節)にも活用
正常組織への放射線照射を極力減らす
エックス線と電子線のコンビネーション治療を計画
癌治療の第一選択は外科手術
サイバーナイフとの比較
呼吸機能が悪く手術不可能の人も治療できる可能性
粒子線治療について
第3章 放射線に対する正しい知識を
最初に行く診療科で患者の治療方針が決まる
ドクターショッピングで治療が遅れてはいけない
放射線で癌が治る理由
治療効果と被曝リスクの比較
チェルノブイリ原発と福島原発の違い
放射線の不思議な可能性
放射線の単位を知っていますか?
矛盾している放射線の管理
PET検査と医療被曝の問題
話題の新薬、免疫チェックポイント阻害剤について
第4章 これからの放射線治療
欧米では多い放射線の術前照射
ストロンチウム89、ラジウム223の新しい治療法
放射線科医を目指した理由
*現代医療を考える