目次
子どもの心の発達がわかる本
- 小西 行郎
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《第1章 赤ちゃんは育つもの? 育てるもの?》
想像以上? 生まれたばかりの赤ちゃんの知恵
【脳の成長】1/生まれる前から脳の成長の準備は始まっている 2/全身で世界を感じとる準備ができている
【赤ちゃんの力】1/人の顔を見分け、まねをしようとする 2/意外とずぶとい?環境に慣れる力 3/泣き声は赤ちゃんの最初の自己主張
《第2章 体とこころの二人三脚》
赤ちゃんに備わっている育ちの3つのプログラム
【脳のしくみ】ネットワークは多めにつくって整備
【自分発見】さわって確認、自分の体
【手は語る】手の変化は赤ちゃんの発達のサイン
【自我の芽生え】「こうしたい」という気持ちが赤ちゃんをむずからせる
【ハイハイと社会】「ハイハイ」も日々成長する
【歩く!】広がる世界がこころと体に革命を起こす
《第3章 言葉の世界はこうして広がる》
“会話はキャッチボール”赤ちゃんとでも同じこと
【通じ合い】添い寝・だっこは最初のコミュニケーション
【表情を読む】顔の動き、視線の意味がわかるようになる
【言葉の練習】「のど」が成長すると言葉が変わる
【言葉の爆発】最初の一言が言葉のダムの栓を抜く
【言葉の成長】時制や数の概念など文法を身につける
【読むと書く】言葉の力を伸ばすのは子どもの好奇心
《第4章 自分に気づく、人のこころに気づく》
反抗は、成長前のエネルギーの爆発
【自立への第一歩】お母さんは好きだけど嫌い!!
【自画像】自分ってどんな子?を見つめ始める
【状況を読む】相手がどう思っているのかを見る目が育つ
【論理の誕生】人の気持ちの道筋をたどれるようになる
【うそとつもり】想像力と推理力が伸びてきたあかし
【まねの進化】単なる模倣から学習へ
【思いやり】「自分だったら」から「あの人なら」へ
《第5章 家族、仲間は社会への第一歩》
子どもの世界は広く、奥深いもの
【人とふれ合う】人はみな違うことを自然に学ぶ
【父と母】父性と母性は「性別」ではなく「役割」
【きょうだい】もっとも身近な仲間、よきライバル
【友達】子どものつながりが互いを育て合う