目次
Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち
- 辛島デイヴィッド(著)
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バーンバウム、村上春樹を発見する 1984-1988
1 ボヘミアンな翻訳家(?)ができるまで
2 文学と美術のはざまで──大学で文学を学ぶ?
3 生活のために「翻訳家」になる
4 すべては原稿の持ちこみから
5 英語学習者向けのシリーズからの刊行
6 きままな翻訳家?
7 他の活動の傍らで翻訳を続ける
村上春樹、アメリカへ──Haruki Murakamiの英語圏進出を支えた名コンビ 1989-1990
8 エンジンをスタートさせた編集者、エルマー・ルーク
9 ニューヨーク出版界での悪戦苦闘
10 日本行きの切符
11 ルーク、ムラカミと出会う
12 『羊』をアメリカへ
13 同時代的でよりアメリカ的な『羊』作り
14 NYと連携し、広報戦略を立てる
15 前代未聞の広報費
16 人のつながりを辿って
17 注目度を上げるためのペーパーバック権オークション
18 ニューヨークでの著者プロモーション
19 日本からの「新しい声」を歓迎するアメリカの評者たち
20 アメリカから世界へ
21 『ニューヨーカー』掲載作家になる
22 「ねじまき鳥」と担当編集の女性たち
新たな拠点、新たなチャレンジ 1991-1992
23 プリンストンを新拠点に
24 さらに工夫を加えた英語圏デビュー二作目
25 「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終り」の共同「ヴォイス」作り
26 ギリギリのスケジュールで進む編集作業
27 ピンクの女の子らの消滅
28 タイトルを巡る議論再び
29 英国も含めた著者プロモーション
オールアメリカンな体制作りへ 1992-1994
29 新たな出版社を求めて
30 小説家にとって最高の出版社「アルフレッド・クノップフ」
31 エージェントを「選択」する
32 カーヴァー・ギャングに正式に加わる
33 クノップフでの新たな編集者との出会い
34 英語圏で初の短編集を編む
35 個人的な取捨選択?
36 チップ・キッドによる初の村上ジャケット
37 「冬の時代」に支えとなった書評と仲間たち
38 クノップフラーになることの意味
39 村上春樹、「ニューヨーカー作家」になる
40 『ねじまき鳥』の訳者探し
41 バーンバウム&ルーク・コンビのラストダンス
42 バトンタッチと名コンビのその後
『ねじまき鳥』、世界へ羽ばたく 1993-1998
43 厳格な訳者(?)、ジェイ・ルービン
44 村上作品との出会い
45 短編から翻訳する
46 ケンブリッジ・コネクション
47 The Wind-up Bird Chronicle 刊行に向けての長いワインドアップ
48 短縮された『ねじまき鳥』
49 「世界で最も有名な日本人作家へと変貌させた」作品
50 イギリスでの飛躍を支えた新たな出版社
あとがき/おわりに
注
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