目次
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はじめに
序論
序章 マチンガと都市を生きぬくための狡知
第一章 ムワンザ市の古着商人と調査方法
第二章 マチンガの商世界 ― 流動性・多様性・匿名性
●第I部 騙しあい助けあう狡知 ― マチンガの商慣行を支える実践論理と共同性
第三章 都市を航海する ― 商慣行を支える実践論理と共同性
第四章 ウジャンジャ ― 都市を生きぬくための狡知
第五章 仲間のあいだで稼ぐ ― 狡知に対する信頼と親密性の操作
●第II部 活路をひらく狡知 ― マチンガの商慣行と共同性の歴史的変容
第六章 「ネズミの道」から「連携の道」へ ― 古着流通の歴史とマチンガの誕生
第七章 商慣行の変化にみる自律性と対等性
●第III部 空間を織りなす狡知 ― 路上空間をめぐるマチンガの実践
第八章 弾圧と暴動 ― 市場へ移動する条件
第九章 「あいだ」で生きる ― 路上という舞台
結論
終章 ウジャンジャ・エコノミー
注
あとがき
参照文献
索引