目次
宋元社会経済史研究
- 柳田 節子
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まえがき
第一篇 宋代土地所有制と専制支配
I 宋代土地所有制にみられる二つの型 先進と辺境
はじめに 一 先進と辺境 二 土地所有形態にみられる二つの型 三 頑佃抗租と均産一揆
おわりに
II 宋代の地客
はじめに 一 上下・主奴・尊卑の分について 二 地客は雇傭人か 三 雇契と奴婢 四 租契と地客 おわりに
III 宋代の雇傭人と奴婢
はじめに 一 雇傭人と客戸 二 雇傭人と奴婢 三 男女の雇鬻と奴婢 四 雇傭人に関する法 おわりに
IV 宋代農家経営と営運
はじめに 一 農家経営における営運の普及 二 零細農家経営における営運の実態 おわりに
V 宋代地主制と公権力
はじめに 一 大土地所有と公権力 二 地主・佃戸関係と公権力 おわりに
VI 宋代の官田と形勢戸
はじめに 一 官田の概念 二 官田における〓佃と形勢戸 三 官田経営と形勢戸 四 学田と形勢戸 おわりに
VII 宋代官僚と商業行為
VIII 宋代の県尉 土地問題に関連して
はじめに 一 県尉と土地行政 二 県尉と土地関係裁判 おわりに
IX 宋代都市の戸等制
はじめに 一 北宋・南宋における坊郭戸等制の存在 二 坊郭戸等制の基準 三 坊郭戸等制の機能 おわりに
第二篇 宋元史諸論
I 南宋期家産分割における女承分について
はじめに 一 改嫁と粧〓財産 二 女承分について 三 女子の財産権 おわりに
II 宋代の女戸
はじめに 一 女戸の戸数 二 女戸の財産 三 女戸の立戸 おわりに
III 元代女子の財産継承
はじめに 一 改嫁と粧〓財産の帰属 二 戸絶と女承分 三 元代の女戸 おわりに
IV 元朝治下中国農村社会における回民
はじめに 一 農村社会における漢回関係 二 回民社会における内部矛盾 おわりに
第三篇 宋元史研究の動向
I 宮崎史学と近世論
はじめに 一 近世論と独裁君主制 二 近世論と土地所有制 三 近世論と資本主義 四 近世論と農民運動 五 近世論と宋学 六 最近世論について おわりに
II 周藤吉之著『唐宋社会経済史研究』
III 宋代佃戸制の再検討 最近の草野靖氏の見解をめぐって
はじめに 一 客戸について 二 官荘法について 三 合種制について 四 租佃制について 五 農民分解について おわりに
IV 草野靖著『中国の地主経済 分種制』
V 吉岡義信著『宋代黄河史研究』
VI 中国史研究会編『中国史像の再構成 国家と農民』
VII 谷川道雄著『中国中世社会と共同体』
VIII 愛宕松男著『東洋史学論集』第四巻 元朝史
IX 一九五〇年代の中国における宋代土地制度研究 華山「関于宋代的客戸問題」を中心として
X 一九七〇年代の中国における王安石評価をめぐって
XI 一九七〇年代の中国における宋代農民戦争研究 方臘起義を中心として
一 一九五〇年代の研究 二 方臘傭工説をめぐって 三 『容齋逸史』は偽作か 四 方臘とマニ教 五 宋江は投降したか 六 最近の研究の新方向
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