目次
アインシュタイン 物理学と形而上学
- 細川 亮一
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目次
略号
序章 物理学と形面上学
一 物理学の目標 ~ 五 本書の課題・方法・展開
第一章 特殊相対性理論への道
第一節 運動と変換
一 運動する観測者と光のパラドックス ~ 五 マイケルソンの実験
第二節 ローレンツ理論との格闘
一 ローレンツ理論から特殊相対性理論へ ~ 五 突破口としての時間変換
第三節 ヒュームとマッハ
一 ヒュームとマッハの批判的な思惟 ~ 五 有害な害虫を根絶できるだけ
第二章 原理理論
第四節 時間
一 同時刻性の定義 ~ 五 自由裁量に従ってなしえた設定
第五節 相対性原理と光速度一定の原理
一 二つの原理の独立性 ~ 五 不変量論としての特殊相対性理論
第六節 原理理論としての特殊相対性理論
一 構成理論と原理理論 ~ 五 相対性理論は絶対主義である
第三章 実在をめぐる戦い
第七節 光量子
一 深刻な形式的な相違 ~ 五 量子力学に対する批判
第八節 特殊相対性理論から一般相対性理論へ
一 私の生涯の最も素晴らしい思想 ~ 五 一般相対性理論とマッハ
第九節 場の導入によって開始された革命
一 アインシュタインにとっての革命 ~ 五 実在をめぐる戦いは終っていない
第四章 理性と実在
第十節 数学的に考えうる最も単純なものの実在化
一 羅針盤とユークリッド幾何学 ~ 五 神は数学する
第十一節 経験と理性
一 マッハ的な経験主義の批判 ~ 五 思弁としての理性の力
第十二節 人間精神の自由な創造
一 基礎の仮構的性格 ~ 五 概念との自由な遊びとしての思惟
第五章 形而上学
第十三節 自然のうちで自己を顕現する理性
一 神即自然(スピノザ) ~ 五 生成と存在(パルメニデス)
第十四節 物理学は一種の形而上学である
一 概念の創造としての形而上学 ~ 五 形而上学者アインシュタインの誕生
第十五節 形而上学者アインシュタイン
一 おとなしい形而上学者 ~ 五 知を愛し求める者
注
あとがき
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