目次
写真の孤独 「死」と「記憶」のはざまに
- 著:伊勢功治
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写真の孤独――ジャコメッリと須賀敦子の出会いから
セルフポートレート――自己への眼差し
古屋誠一『Memoires1983』と『冬の旅』
写真、〈場〉ヘのオマージュ――写真集『夕張』と『風知草』を巡って
八戸からのプロヴォーク――ICANOF「メガネウラ MEGANEURA」展報告
宮本常一にとっての民俗学と写真――『宮本常一写真・日記集成』を見ながら
オノデラユキの写真的実験――オノデラユキ写真展/国立国際美術館
「この星」に見たもの――野口里佳写真集『この星』/写真展「飛ぶ夢を見た」
王権の及ばぬところの花、ささやき――太田順一写真集『化外の花』までの道
揺れる「carnation」――関美比古のこと
我が心の遺影――西井一夫氏への追悼文
溶断と溶接の境界――写真家石内都について
初出一覧
あとがき