目次
改訂版 発達障害でIT社長の僕
- 齋藤秀一
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はじめに
第1章 学校にも社会にも“居場所”がない。
発達障害の生きづらさ
誰もいない僕の原風景
自分の世界に閉じこもる
親にも勘当される
ポケットコンピュータとの出会い
暗黒の高校時代
「変な奴」と四六時中言われている気がする
希死念慮に苛まれる
逃げられる場所の大事さ
Column 発達障害とは何か
第2章 「人と違うことはすばらしい!」
父の一言で、“障害”が“才能”に変わると気づく
禅寺修行からの脱走
働きづらさで転職を繰り返す
ハローワークの常連
「あいつスーパーバカだぜ」
パソコンショップで居場所ができる
ここは天国?
人生で大事なことを教えてくれた父親の一言
自分の特性が活かせる仕事にどう出会うか
入社1年でトップセールスを達成し店長に
僕がお客さまにやったこと
自分が劣っているのではなく、みんながすごい
発達障害の特性も仕事に活かせる
Column 発達障害の特性
第3章 「自分と同じ境遇の人を助けたい!」
発達障害児を支援するIT会社を設立
パソコンを売るだけでいいのだろうか
10坪の窓もないオフィスからのスタート
なぜITが困っている人の力になれるのか
2年目のまさかの危機とブラック企業化
逆境を耐えてリ・ブランド
Column 発達障害を取り巻く社会の現状と制度の限界
第4章 発達障害児支援施設向け運営管理システムを開発。
業界トップシェアを達成
本気で人の役に立つために
自分でもやってみるしかない
徹底した対話から生まれたHUG
見えないところにある福祉の壁
障害者囲い込みビジネス
ITの力で子どもたちの支援時間を増やす
HUGで個別支援計画にも対応
ココトモの世界の広がり
なぜいろいろなタイプの施設をつくるのか
ノウハウを無料公開する理由
他者理解と自己理解の大切さ
人への念(おも)いが創造の源になる
不正受給を防ぐ仕組みで特許を取得
Column ネグレクトと発達障害
第5章 農業×福祉×ITという新たなフィールドへ。
6次産業で障害者が活躍できる場をつくる
子どもたちの「将来」をどうつくるか
解決のヒントは農業にあった!
農福連携に取り組んで見えてきた課題
ココトモファームを立ち上げ農業に参入
「農福連携×6次産業」という新しい発想
就労支援のための活動開始
2万6000坪の田んぼ
どこにもない「農福連携×6次産業でつくる生米粉のバウムクーヘン」
内閣総理大臣官邸で岸田総理と対面
それぞれの強みを活かして働く
「ここが私の居場所」と言える場所に
多用な個性を支え合う職場の工夫
「ありがとう」の声掛けで安心して働ける職場に
誰ひとり取り残さない居場所を創るために
ワクワクが人を成長させる
ココトモファームプロジェクトで広がる支援の輪
ココトモファームプロジェクトに参加した就労継続支援B型事業所の実例紹介
Column 発達障害者への就労支援
第6章 発達障害だからIT社長になれた。
自分の特性を活かせば“居場所”は必ず見つけられる
劣等感で苦しむ人へ ~影ではなく、光の部分を見よう~
あなたは「そのまま」でいい
人が補ってくれることの大切さ
おわりに