紙の本
おもしろい!
2016/08/25 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい人たちが頑張って成功する話は読んでて気持ちがいい。ドラマ化してもいいと思うが、キャストがデブタレだらけというのはいただけないかも。
電子書籍
良かった
2016/06/11 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
早く続きを読みたい
紙の本
あったら面白い
2016/05/12 10:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
引退した元力士の受け皿として、警備会社をつくろうという話。元横綱の南ノ峰親方が豪勇を社長にする予定で「ドスコイ警備保障株式会社」を作るため、敦子、近藤、井上、山本の同級生がやはり同級生の清志郎の店「キャップス」で乾杯の音頭をドスコイであげる。体重100キロ越えの筋肉の塊の元力士たち。あれよ、あれよの勢いで人気急上昇。だだのデブだった松村が、マーク・ジョンソンに気に入られしばらくアメリカ暮らしになったり、すべてがトントン拍子に物語は進む。
こんな警備会社があったら話題になるだろうし、面白いだろうと思う。実際引退後の力士やスポーツ選手のその後がどうなのか、考えてしまう。「史上最強の内閣」もちょっと有り得なくもないけど面白いかもと思ったが、「ドスコイ警備保障株式会社」はありかも。
紙の本
みんながハッピーになる小説
2017/01/03 18:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
相撲では大成しなかった力士たちの、第二の人生の受け皿として設立された「ドスコイ警備保障」。この会社を取り巻く人間模様を描いた「お仕事ファンタジー小説」。
数々の偶然が重なり、最後は本社と4支社体制になるまで「ドスコイ警備保障」の業容は拡大します。また、主要登場人物の全てが幸福になるという筋立てです。
ややご都合主義的な展開で、文章もあまり上手とは思えませんので、強くは勧めません。が、毎日の仕事に疲れ、夢を喪失した中高年のサラリーマンの方には一読の価値は十分あります。
投稿元:
レビューを見る
非常に読み易いストーリー。
人情+エンターテイメント。
大きな感動ではなく、くすっとしたい時にどうぞ。
投稿元:
レビューを見る
前作に続いてアイデア勝負の作品ですね。
わりとベタな感動のストーリーが挿入されていきますが、私はそれが好き。泣けました。
投稿元:
レビューを見る
『都立水商!』の著者が書いた、エンターテインメント本。
力士、ただのデブが繰り広げる
コミカルかつ笑える要素もあり楽しめる一冊。
2007/04
投稿元:
レビューを見る
引退した相撲取りが警備保障会社を作りましたとさ。状況設定のおもしろさだけかなぁ。文章には特に惹かれず。
投稿元:
レビューを見る
引退した力士のための警備会社を設立。まだ読んでないけれど、『都立水商!』が水商売の高校だったりと、室積さんの発想は面白いと思う。力士を志望する子が増えるためにも、力士として成功しなかった場合や、引退したときの就職は考え物なわけで・・。内容自体は、トントンと要領良く成功し、ところどころ社員の裏話ありと、特別面白いわけでもなく、面白くないわけではなく。マイケル・ジャクソンをモデルにしたマーク・ジョンソンというハリウッドスターの護衛から、「ただのデブ」だった松村がマークに気に入られていきなりアメリカで成功しちゃうっていうのは、あまりにもな無茶ぶりだとは思ったけれど。なんだかんだみんな良い人で、みんな何かしらスポットライトが当たって、みんなうまくやってます!っていう話。
投稿元:
レビューを見る
小気味よいばかりの善意のオンパレード。
いや、登場人物を取り巻く状況はときに苛酷なんだけど、最終的には悪人がいないという稀有な本。
面白いばかりに物事がうまく運んで、でもそれが無理なく信じられる。
いや、いいんじゃない、こーゆーの?
作者はきっと、とても幸せな人生を歩んできた人なんじゃないかなぁ。
いや、だといいな。
どんなに落ち込んでいても、元気になれそうな気がするな、ここまで善意イッパイの本にあっちゃったら。
投稿元:
レビューを見る
元横綱の南ノ峰親方に呼び出された。
引退後の力士の就職先に心を痛めていたのだ。
そこで考えたのが警備会社。
社員は、全員元力士。
史上最強の警備会社が誕生する。
その名も「ドスコイ警備保障株式会社」。(いきないり株式?)
立会いのスピードはオリンピック短距離選手級。
体重は百キロを越える巨漢。
しかも全身が筋肉。
当会社の警備は、少々の凶悪犯では絶対かないません。
もし、元力士の警備会社が出来たら・・・と言うお話です。
非常にコミカルで読みやすい作りになってます。
力士だって人間です。
警備会社の成長とそれに関わる人々を書いた作品です。
面白いですよ〜。
投稿元:
レビューを見る
テンポが軽くて読みやすかった。
でも、ストーリは薄くてなんでもハッピーエンド系で仕上げるのは
微妙な気がした。
投稿元:
レビューを見る
相撲協会理事長の発案で起業した、「社員は全員、元力士」の警備保障会社、その名も「ドスコイ警備保障株式会社」。
立ち合いのスピードはオリンピックね短距離選手級、体重百キロの巨体は全身が筋肉の固まり。
そんな彼等の奮闘記は、どこかユーモラスで。
投稿元:
レビューを見る
三浦しをんさんの書評がきっかけで読みました。
あんまりにも物事がうまく進みすぎて、ひやひやさせられたが!
最近は世知辛さの押し売りにげんなりしていたので、愛すべきキャラクターのみで構成されているようなこの世界観にうきうきさせてもらった。
心から楽しめる、気持ちのよい小説だった。
投稿元:
レビューを見る
とても心が温かくなる現代のメルヘン。といっても、あまり芽のでないまま引退せざるを得なかった力士の受け皿として、警備保障会社を作るって話は、よく考えると少しほろ苦い。最初の方でヒロイン風に登場してくる敦子さんも魅力的で、ちょっと渋めの話を予想して読んでいた。
が、話はどんどんメルヘンに走る。M・Jの世界ツアーにダンサーとして参加する出来の悪いデブの話も、不良上がりの無敵ヘビー級ボクサーM・Tを勢い余ってノック会うとしてしまう話も、一歩間違えればとんでもない話なのだが、あくまでメルヘンに進んでいく。たちの悪い読者である僕は、どこかで挫折して、あれはいい夢だったという展開を予想してた。が、最後までうまくいく。安心してハッピーエンドである。
雰囲気としては、浅田次郎から毒気と年輪を抜いたような感じかも。いい話しすぎて物足りなかった、というのが正直な気分である。