紙の本
カレーとオムライス
2022/09/20 05:50
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
あらすじ読むとトンチキな感じなのですが
そのトンチキな設定をさらりと描いてしまう作者さんの力量に感服です。
(こういうところがこの作者さんのすごいところなんだろうなぁと)
とはいえ、啓太があっさり見知らぬ人に食事をふるまうあたり
(あまつさえ押しかけてくるのを受け入れる)のは
ちょっともう少しなんだかなぁとは思います。
須藤がそんな奇病(摂食障害)になってしまった理由が
ヘビーなのでもう少しそこに重さを出してもよいのではとも
思ってしまいました。
まあ、この長さだとこの軽さが適当かとも思うのですが。
(難しい)
とはいえ、エッチの時だけは年上モード爆発なのが
ある意味ギャップで萌えたのですけれどね。
まあ基本的には主人公二人にはそれほど萌えなかったのですが
「純情オムライス」の二人の今後はとても気になるなー
忍の鬱屈ぶりと秋山の飄々として者を見る目があるところとか
この先が気になる二人でした。
紙の本
突拍子もなくて…
2016/09/24 23:53
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投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
BL作品らしからぬ…
なんとなく、消化不良な感じの作品でした。
『胃袋を捕まれる』ってこんな感じなのかな…?
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タイトルとあらすじから障害者ものなのかなあと敬遠していたら、奇病というかメンタルなもので理由がせつなくてよかったです。
社長と秘書がなんでくっつかないんだろうと思ったら、読んだ後に納得。
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海野さんの話にしたら、つまんなかったなー
番外編の、忍と秋山さんの話がずっと面白かったよ。
海野さんの作品!って感じがした。
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主人公の啓太と須藤のカプも、秋山と忍のカプもどちらも良かったです。
以前に海野さんのフェアで手に入れていた後日談ペーパーも面白かった。カレーオムライスに興味を持っている忍が愛しいです。
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夕食のカレーを作る大学院生の啓太の家のチャイムが突然、鳴らされた。
田舎育ちの啓太が何の警戒もなく扉を開けると、そこには見ず知らずの男の姿があった。
男は、盛大なお腹の音を鳴らすと、啓太に「何か食べさせて欲しい」と頼んできた。
啓太が仕方なく、作っていたカレーを差し出すと、十人前を食べてもまだ、お腹を鳴らしていた。
よれよれのその姿からは想像もつかなかったけれど、啓太のカレーを貪り食うその男は、大手弁当会社社長の須藤リョウイチであった。
食べても食べても満腹にならない、けれど食べられる物が限られている奇病に冒されている須藤は、その後も行き倒れ寸前の様相で、啓太の元を訪れるようになる。しかも、カレーの日は絶対だ。
空腹時は理性を忘れた食欲魔人のくせに、時折見せる須藤の大人の色気に翻弄され、いつしか惹かれ始める啓太だったが、須藤は自分の作った料理だけが目当てじゃないのか? という不安をぬぐいきれずにいた。
しかし、啓太の想いをよそに、ある日を境に須藤はぱったり訪れなくなって……
という話でした。
大手弁当会社の先代社長だった両親に放っておかれて育ったようなものの、須藤は自分のためを思ってくれて作ってくれた料理を求めていたけれど、なかなかそれに誰も気づいてくれなくて、それどころか自分でもそれを求めていたことなんて忘れてしまっていて、それに気づいたのは、田舎出身のお人好しな啓太。
見た目も能力もすっかり大人なのに、中身が全然育ってない寂しがり屋なのに、それを自覚していない須藤に啓太はすっかりペースに巻き込まれて、気づけば気になる存在になっている、という感じでした。
年の差カップルなのに、立場的にはすっかり逆な年下しっかり受がお好きな方にはぜひオススメです。
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なんだろう、あっさりサックリくっついてあっさりサックリストーリー終了って感じだったな。
もうちょっと読みたかったなぁってそういう意味ではお腹が満たされなかったという。
どっちかというとオムライスカップルの方が萌えました。
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料理上手な受が得意の手料理で攻をもてなす。周囲にも評判な、とてもおいしいカレーで。攻は決して満腹にならない奇病をもち、受は攻に食事を提供するうちに彼の病気を治してあげたいと思うようになる。
王道でほのぼのとしたお話。予定調和バンザイ。脇キャラのカプ化はいらなかったかな。