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[ 内容 ]
まずアトピー性皮膚炎を正しく理解する。
アトピー性皮膚炎の医療の混乱は日本特有の現象。
アトピービジネスにご用心。
アトピービジネスの被害の実態。
医師の選び方のポイント。
病気と上手につきあうためのポイント。
[ 目次 ]
1 アトピー性皮膚炎を正しく理解する―やさしく考えよう
2 アトピー性皮膚炎医療はなぜ混乱したのか
3 アトピービジネスの実態
4 治療ガイドラインと不適切治療調査
5 患者相談の事例から
6 アトピービジネス裁判
7 上手な主治医の見つけ方とアトピー性皮膚炎とのつきあい方
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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アトピー持ちなので購入。皮膚の炎症という火事が消えるまでステロイドをぬるという昔からの一般的な標準治療をしなさいという話。一度自分も皮膚科のお医者さんにステロイド恐怖症を怒られた口で、この本で一層ステロイドを避けていた考えがアトピビジネスメディアに毒されているんだなと痛感。しかし日本だけなんですね、標準治療拒否する国って。結構頑固に信じて耳も課さない人が多いので、こういう本はもっともっと世に出て欲しいものです。
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いいお医者さんなのだろうとは思うし、アトピービジネスを憎む気持ちは同じ。
でも前のアトピー本での感想にも書いたけど、ほとんどの患者って、「ガイドライン」の通りに治療してきたと思うんだよ。でも治らない。
その原因をただ「塗り方が悪い」としていいんだろうか?本当は簡単な病気ってしていいんだろうか?
そのあたりの省察のなさが、わずかに腹立たしい。
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20080912開始
ステロイドの使用は決して害ではない。アトピーに関する情報の殆どはマスコミによって作られた「嘘」であり、それに乗っかったビジネスがより情報の歪曲を加速させた。
塗布するためのステロイドには感染症への注意と皮膚の一時的な萎縮しか副作用がない。よくメディアがかたたる依存症とか激しい副作用、リバウンドなどはまったくのデタラメ情報らしい。
ここでもやはりメディアリテラシーが重要なのである。