紙の本
息子と一緒に読みました。
2016/06/23 15:00
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学四年生の息子が、私の書斎にある本書を読みたい、というので、息子にこの本を譲りました。ちょっと早いかな、とも思ったのですが、「読みたい!」というのが読み時なので、息子の意思を尊重。最終作品の「タオル」は、中学2年生のときの国語の教科書にあり、印象深い作品です。「かすかな潮のにおいは,そこにもあった。」という最後の一行が心に残ります。
心情を押し付けてくる表現がない分だけ、自分の気持ちを投影しやすいのだと思います。どの作品も、決め手になる「小道具」があり、それが作品のタイトルにもなっています。
電子書籍
やっぱり重松
2019/01/05 18:28
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投稿者:しんしんしん - この投稿者のレビュー一覧を見る
wやっぱり重松清さんの作品jはジーンとくるもんありますね。オススメです。
紙の本
懐かしい
2017/10/12 21:29
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投稿者:400TX - この投稿者のレビュー一覧を見る
感情移入してしまいました。せつないけど懐かしさに包まれる温かい作品でした。
紙の本
じんわり、かつての自分と出会う本
2016/10/20 16:00
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投稿者:ミカちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子が中学受験の真っ只中なので、重松清という作家を「中学受験頻出作家」として知った。(重松さん、失礼をお許しください!)
なので、子供が読むのに適した作品しかしらないのだが、重松清という作家は、どうしてこんなに子どもの世界が描けるのか不思議である。
誰もが通ってきた道だが、大人になれば大半の人がこんなに微妙な少年期の感情は忘れてしまう。加えて、目の前にそれに該当する息子がいても彼の心の中がこんなに豊かだとは日々考えない。
だが、この作品の中の子どもたちは、リアル小学5年生の息子の断片をつなぎ合わせたかのように生き生きと、時にバカっぽく、面倒くさがりで、小さなことにこだわり、必要以上に自分を意識して、心を育てている。
重松さんは、そういう断片の数々を全て忘れずに心の中にとってあるのだろうか。
当然、息子は夢中になり、大人は少し胸がキュンと痛みつつ引き込まれていく。
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思春期の始まるころの微妙な気持ちの変化や性の目覚めや,少しだけ大人への一歩を踏み出そうとしている子どもたちの様子が本当にうまく描写されていると思う。
この年齢位の子どもと関わるような仕事をしている人は絶対に読んだ方がいいと思う。
何より,自分が小学校5年生だった頃の懐かしく,また,ちょっと恥ずかしい淡い思い出が思い出されたのが,それはそれで良かった。
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タイトル通り、小学五年の子供たちを主人公とした17片のショートストーリー。
書店で平積みになってるのを見て、手に取ってみて
なんで小学五年生なんだろう?中途半端じゃね?
多感な時期、微妙な時期であるなら、六年生でも、中学二年生でも、よっぽど物語になりそうなのに。
妙に気になって、買ってしまいました。
おそらく、多くの人がそうするであろうように、自分の小学五年生の頃はどうだったかなと思いながらページを繰りました。
そうすると何かに気づくような気がします。うっすらとだけど。
あとがきで著者の重松清さんが言ってるように、きっとみんな、いい歳になっても、自分の内側に、小学五年生の自分が照れて隠れるような形で存在してるのかも。
この本のページを繰ることで、その頃の自分に、そしてあの頃の友達に、会えたような気がします。
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私にはあまり・・。共感できるところがなかったなぁ。
元女の子だったからか、変な子だったからなのか?(笑)
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小学五年生のいろんな心模様が書かれてました。
短編がたくさん入ってる本。
よくここまで小学五年生のことを描けるもんやわ~。
やはり重松清サン好きです。
ほんのりキュンとなるのもあれば、ぐわっと涙がでちゃうのもあります。
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どの話もとてもショートな短編集。ついつい、自分が小5だった頃のことを思い出してしまうような…ほんわか気分になる一冊です。ただ、短すぎて「その話の続きが気になる!!」というような不完全燃焼の思いがつのる、一冊でもありました。
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小学五年生って多分ちょっとだけ大人になり始める時で、その時の繊細な心がとても素敵に描かれた本。
電車で読みながら泣けてきて困った。
いい本だったなぁ、好きだなあ。
なんでこういうの書けるんだろう。重松清さんすごい。
男の子の子供欲しいなって思った。
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大人の男達は、読みながら激しく共感するはず。これは男性作家にしか書けない!
小学五年生の男子という、大人の階段を昇る一歩目のところ。強がってみたり、大人ぶってみたり。初期中二病。
■印象に残った章
「ケンタのたそがれ」
「バスに乗って」
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母親の病院に通うバスの運転手 河野さん、隣のお姉さんのさえない恋人カンダさん。。4年生でもなく6年生でもない自分の中にいつも居る小学5年生の眼でもう一度あの頃を見つめる。
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小学五年生の男の子たちの話。
うんうん、そうそう、あるある。。と
いいたくなるような、気持ちが温かくなるお話ばかり
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この本を読んで、小学五年生ってなんか特別な時期なんだなぁって感じましたね。背伸びして大人の世界を見ながら、良くも悪くも中途半端な感じで揺れ動くこの時期。ある時はどっぷり子どものままでいたくて、ある時は子ども扱いするなョって背伸びしたり…。友だちの事、異性の事、家族の事、将来の事…。色んな事を考えて、一皮むけ成長するなんとも言えない時期だったとなつかしく思い出させてくれた。
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小学5年生の心情。とても微妙な時期。子供の心をこんなにも表現できる重松清はすごいなと思った。
あとがきで重松清が言うように、大人になった今でも大人になりきれない小学5年生が自分の中にもいるなぁ。