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老いることの哀れさ、切なさにすごく弱いので、こんな老人の姿を描かれると惹かれます。三編目が一番好き。
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表題作含む三編
表題作は、九十九さんという妻子持ちで60代の冴えない男に
日々の不満からか、恋人とは言えないかもしれないが
つき合いだす主人公の30代の女性の話
あらすじでは何のことかわからないだろうが
題名の通りなかなか”しょっぱい”話
残り二作は、相撲取りとつき合う中学生の話と
幼なじみの女友達が嫌で逃げる女性の話
どの作品も共通して言えるのは、見えない何かから逃げることを
何かに具現化して逃げる女性を描いていると言うことか
星々の舟と比べるとあちらが何となくリアリティの無い話だったのに対して
本作はなんとなくリアルな話
でもこんな女性は嫌だな
正直、好きな本ではないが
本としての評価は4はあるだろう
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どうして、どこが良いのかさっぱり分からない。
芥川賞ってなに?
どこが受賞に値するのか?
私には分かりませんでした。
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2003年の芥川賞受賞作。あたしと同世代の女性ならかなり共感するのではないか。ドラマチックではないんだけど、ひとりひとりにある人生劇場で、読んだあとなんとなくいい気分。
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読みやすい文章ではあったが、
わかりずらい内容だった。
三つの短編集のどれもがしょっぱい!
ゆるいというか、ファジーというか。
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「しょっぱいドライブ」、「富士額」、「タンポポと流星」の三篇が記載されていました。短編でシンプルだったのですぐ読めました。しょっぱいドライブは30代の女性が老人、九十九と同棲るるまでを描いた作品で、なんだかいろいろとしょっぱい人間模様を描いた作品でした。小さな人関係がよく描かれていました。正直なところう〜んとという感想です。三作目のタンポポと流星の方が面白かったです。
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これは短編3作「しょっぱいドライブ」「富士額」「タンポポと流星」が収められている薄めの本です。人間と人間の関係をはっきり描ききったである。3作の主人公はどれも女性で10代、20代、30代と出てくるのですが、全員ちょっと普通の女性特有のキャピキャピ感はなくて、どこか達観してるって言うです、世間をちょっと上から見てるみたいな感じで、共感できるところもあるし、そんなに変に考えなくてと思えるところもありました。
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後ろ表紙にある概要に芥川賞受賞作とあったので読んでみました。
可もなく不可もなく、別段考えさせられることもなく、ふーんって感じです。
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表題作で芥川賞をとったみたいだが自分としては気分悪くなるだけの話。
小説読んでると自分の中で登場人物を大体の感覚で良い人悪い人に分類するけどこの人の作品の登場人物は大体しょうもない人。
なんだかなあって感じだけど『タンポポと流星』は割と好き。
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30代の女性が60代の男性に徐々に惹かれていく話。
芥川賞ということで読んでみた。
読みやすい。
他に短編が含まれている。
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60男×34歳女、力士×中2女子、歪んだ腐れ縁の友人…3つの短編は全てグロテスクな関係の話。人物描写がとにかくグロテスクでキツいが、だるくてどうしようもない空気感は著者ならでは。
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3話の短編集。
・しょっぱいドライブ
・富士額
・タンポポと流星
感想・・・、特に無し。
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第128回(2002年下半期)芥川賞受賞作。他に2作品が収録されている。著者の大道珠貴さんは福岡出身で「タンポポと流星」は九州色を堪能できる。おすすめ。
<収録作>
・しょっぱいドライブ
・富士額
・タンポポと流星
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芥川賞を受賞した表題作を含む3作を収めた短篇集。
いずれも20代前後の女性を主人公とした、ちょっとドロリな人間関係のお話。
人々が日常抱きがちな、でも隠して過ごしている負の感情を、
この登場人物たちは淡々とあけすけに見せてくれます。
正直読んでてあまり気分のいいものではなかったんですが、
身につまされるところがあったり、一方でそんな自分を
肯定してくれているような気もして最後は少し癒されました。
「タンポポと流星」が好き。
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爽快なのかなんなのか、不思議な小説だと思いました。
しかし、演劇や鄙びた地方ドラマの語られるこの作品は結構私ごのみの要素が取り入れられており、読みやすいと思いました。
主人公がかなり確信犯的なのがイイのか悪いのか、なんとも判断がつきかねます。
でもこの小説を読んでなんとなく、今の自分このままでいいのかしら~っと、思わなくもない感じがいたしました。