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父の詫び状 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー205件

みんなの評価4.4

評価内訳

205 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

天才

2015/11/18 21:43

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビドラマを手掛けながら、本も書く。今でこそ山田太一氏ら両刀使いは増えてきたが、向田さんは、その先駆けであり、しかも図抜けた存在である。とにかく、上手いとしか言いようがない。「父の詫び状」は、特にオチが素晴らしく、著書の第一作から凄いレベルだと感心させられる。肝心のオチを書くわけにいかぬのが、辛いところ。

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紙の本

笑った!

2021/03/08 11:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は昭和31年生まれです。
このエッセイは、若い人には分からない面白さが多分にあります。
向田邦子さんは私の父と同じ昭和4年生まれです。
なので、私の生まれ育った昭和とはいくぶん時代が違うと思うのですが、
それが全く同じ時代を生きたかのように一つになれます。
昭和という時代はそうなんですね。
当時の日本人の有り様も貧困さも慎ましさも温かさも同じなのです。
こんなにノスタルジーを感じた作品はありません。
私と同世代のひとに是非読んで欲しい作品です。
何度も吹き出して笑いました。

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紙の本

手元に置くなら文春文庫で

2022/08/23 15:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

8月22日は
 作家向田邦子さんの忌日「木槿(むくげ)忌」でした。
 向田邦子さんが台湾での飛行機事故で亡くなったのは
 1981年(昭和56年)8月22日でしたから
 もう40年以上前になります。
 向田さんの忌日を「木槿忌」と呼ぶのは、
 向田さんと親交のあった山口瞳さんが
 急逝した向田さんを偲んで綴られたエッセイにちなんだもの。

 向田邦子さんは
 脚本家として名を成し、
 その後エッセイスト、そして作家となった。
 直木賞を受賞したのは亡くなる前年、1980年だから
 もし、亡くならなければどんな作品を残しただろうと
 多くの人が悔しがった。
 その向田さんの最初のエッセイ集がこの『父の詫び状』。

 初出は「銀座百点」という雑誌で
 1976年から1978年にかけて掲載されたもの。
 単行本になったのが1978年秋。
 掲載終了後まもなくだった。

 そして、文春文庫に入ったのが、
 亡くなった1981年12月で、
 文庫化に際し、向田さんはその解説を
 まだ若い書き手だった沢木耕太郎さんを指名する。
 沢木さんは向田さんの期待に応えるべき、
 文庫解説としては長い文章を綴っていく。
 そして、ようやくその仕事にめどがついた8月22日、
 沢木さんは向田さんの突然の訃報に接することになる。

 文春文庫版の『父の詫び状』は
 向田邦子さんの第一エッセイ集という誉れと
 エッセイとしての読み応えのある愉しみと
 それを最後に見送ることになった
 沢木耕太郎さんの慟哭がつまった、
 本としても貴重すぎる一冊といえる。

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紙の本

何度でも読める

2019/09/30 19:58

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

12歳の時、国語の問題集に父の詫び状の1部分が載っていて面白かったので本を買ってもらいました。初めてエッセイというものを読み、その面白さに魅了され、1冊ずつ買い揃えていきましたが、もう亡くなられていて新しい本は出ないと知った時の悲しみも覚えています。あれから長い年月が経ちましたが何度繰り返し読んだかわかりません。

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紙の本

安定した面白さです

2020/09/10 19:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近『向田邦子ベスト・エッセイ』を読みました。
本書籍と一部重複した内容もありましたが、全く影響ありません。
とても面白く読ませていただきました。
何度も飛行機の話題が出てきました。
なんで…と思いますが、飛行機事故で亡くなられたなんて…。
残念でたまりません。

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紙の本

昭和の生活

2019/10/21 21:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ノッポ - この投稿者のレビュー一覧を見る

日々の日常を毎日書いていた向田邦子さん。
昭和の一家庭のエピソードが、その時々の映像や匂いや味までが浮かび上がってくるようなリアルさで綴られています。これほどまでに鮮明に子ども時代を描けることがすごいと思います。向田邦子さんなら今の令和の時代だとどのように書くことが出来るのかなーと思える一冊です。

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紙の本

寺内貫太郎さんのモデルって、この人なんですね

2019/01/27 19:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

故・向田氏の上質のエッセイ。このエッセイで何度も語られる作者の父が、あの「寺内貫太郎一家」の小林亜星さん演じたがんこおやじそのままなのにニヤリとしてしまった。あのちゃぶ台をすぐひっくり返して暴れていたおやじにモデルがいたなんて。そして、父にかいがいしく使えていた加藤治子さん演じる妻、なぜか息子に遠慮がちな樹木希林さん演じる母、みんな重なり合ってくる。易しい日本語で優しく語りかけてくれる作品なのだが、そらそらと読めない。なぜなら、夜中に家族が食べないからと怒って土産の鮨を庭にぶちまける父の件では、同じことを亡父がやらかしていたことを思い出してしばらく目を閉じてしまった。また、骨湯は祖母がよくやっていたなとにやりとしてしまった

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電子書籍

これがエッセイ

2015/09/12 20:32

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さとちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

何度でも読める!

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紙の本

ずっと大切に取っておきたい宝物のような作品集

2006/08/08 19:57

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲベリン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ずっと昔、イスラムの音楽とともに放映された「阿修羅のごとく」を見ていて、このドラマの作者は何と鋭く冷ややかなものの見方をするのだろうかと思った。その印象は直木賞受賞の「思い出トランプ」にも共通していて、特に「花の名前」には、そこまで書くかと舌を巻くほどの夫婦間のすれ違いの描写と、突き放すような物語の終わり方に、「この人はきっと人間が嫌いなのに違いない」と確信するに至った。
 ところが最近この本を読んで考えが変わった。登場人物に対する作者の目がとても温かいのだ。朝早い玄関先で父親の連れてきた酔客の粗相を黙って始末する娘と、そんな娘に詫びることもできず、娘の後ろ姿をただじっと見つめて立ち去れないでいる父親。普段は家の中で威張り散らしているくせに、上司が訪ねて来たとたんに玄関に飛んで出て平身低頭して挨拶してしまう父親と、そんな父親を情けなく思いつつもそこまでして家族を養ってくれているのだと感じ入る娘。自分の入院の見舞いに来た子供達をエレベータの所まで送ってきて、ドアの閉まり際にありがとうございましたと丁寧に頭を下げる母親。etc.
 どの登場人物も、懐かしく、切なく、そしてとても愛らしい人達として描かれている。それは作者に身近な実在の人物だから? そう、だからこそ作者の本当の気持ち、怜悧な頭脳が相手の表も裏も全てを見通してしまうが、それでもそんな表も裏もある人達が愛しくてたまらないという本当の気持ちが溢れてしまっているのだと思う。
 毎日の人付き合いに疲れたときに、ふと読み返してみたくなる、そんなずっと大切に取っておきたい宝物のような作品集である。

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紙の本

懐かしさに酔いしれる。

2020/07/19 13:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

懐かしい昭和の日常を切り取る著者の筆さばきは見事の一言。
表題の作品以外にも「子供たちの夜」は秀逸。

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2006/07/05 21:11

投稿元:ブクログ

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2006/10/15 20:01

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2006/12/02 20:02

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2007/07/31 15:56

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2007/10/07 22:25

投稿元:ブクログ

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