電子書籍
小ギャグ満載の面白誘拐ストーリー
2020/01/31 14:17
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投稿者:ロイス - この投稿者のレビュー一覧を見る
東川篤哉の本を読むのはこの本で三冊目になるが、作者の特徴としてミステリーなのに笑ってしまうという点だろう。もちろんこの本にもその要素は満載で至るところで笑ってしまうこと間違いなしだろう。
電子書籍
ドタバタ誘拐ミステリー
2022/12/27 16:27
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
金欠大学生二人組とヤクザの娘が身代金目的の狂言誘拐を行い、偽札騒ぎも起こって物語は混迷してゆく。ただ殺された印刷会社の社長と犯人の絡みが詳しく書いてないのは不満
紙の本
投げっぱなし
2017/09/24 16:22
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々ぶち込みまくったあげくなんとも中途半端な作品になってしまいましたね。伏線かと思っていたら回収されないまま 投げっぱなしのネタがいくつかありました。とにかく半端。
紙の本
これで終わり?
2016/04/22 09:21
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投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
海の潮の干満を使ったトリックをどうしても使いたかった感がひしひしと感じられた。そこに固執するあまり絡んでくる事象のセッティングが曖昧。偽札の件はどうなった?最後のオチはこれ?って感じでした
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タイトルや誘拐した女子高生がヤクザの組長の娘という設定に、ドタバタコメディを想像していたけど、1ページに一回はボケとツッコミがあるんじゃないかって程、笑いに拘った作品でした。
クライマックスの見せ場でも、翔太郎ってばアレだからな・・・
愛すべきお調子者だ。
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病気の妹の手術代のため、やくざの組長の娘である女子高生が、狂言誘拐で父親から3千万円を騙し取ろうと画策。
その時とんでもない事件に巻き込まれる。
こんな感じです。
爆笑に次ぐ爆笑。ボケボケな文章に癒されながら、結構骨太な本格推理小説。
氏の独特なタッチのボケに、今回は下関と北九州の方言まで入って
なんともいえないワールドが出来上がってます。
それでもしっかり、本格推理。
最後まで読み応えアリです。
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ちょっとだらだらとした感じがして、
途中からミステリっぽくはなってきたものの、
そんなに意表を突かれた結末というわけでもなく…。
惰性で全部読んでみたものの、いまひとつかな、と。
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狂言誘拐をして、妹の治療費を稼ごうとする女子高生は、やくざの親分の娘だった。そして、ドタバタをしつつ、ストーリーは進んでいきますが、気軽に読める本という感じで、ミステリーというわけではないかなという感じです。軽く読める本が読みたい方には良いかもしれません。
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舞台は下関と門司港。
軽トラたこ焼き屋台でのバイトを始めた大学生の翔太郎。
男ふたりに追われる女子高生を助けたことがきっかけで
狂言誘拐を計画・実行することになってしまう。
そして、それからさらなる事件にも…
『館島』でもそうでしたが、東川さんって物語を
ユーモラスに描くのが好きなようです。
赤川次郎作品に近いものを感じた。
これはこれで良い本だと思う。
けど、誉田哲也さんや横山秀夫さんあたりが好きな人には
少々物足りなく感じるかもな。
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テンポがいい。
毎ページ毎ページ笑がある。
でもミステリー。
最期がチョット物足りない。尻切れトンボ?
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組長の娘と誘拐した大学生だけがメインで描かれる、のかと思いきや、その姉や他の組員まできちんと書き分けられていて登場人物が魅力的だった。
展開としてもただの狂言誘拐モノではなく、一応推理もあって良かったと思う。
ただもう一押し最後に欲しかったかも知れない。
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おもしろかった。
妹の手術とか何で印刷屋さんを殺したのか
とか 色々気になる事が残って…気になる…
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平易な文章で、漫画感覚ですらすらすぐ読める。
下関、北九州を舞台としたコメディタッチのミステリー。
ゆるいギャグが所々に散りばめられていて、ゆっくり浸透してくる感じ。
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軽い。
とにかく軽い。
途中「軽すぎてダメかも」と何度か頭をよぎった。
それは・・何ていうのかな、登場人物たちの描写やなんやから、「これはそうそう深刻なことになりそうもないぞ」というにおいをかぎつけてしまったからだと思う。
先輩に押し付けられたたこ焼きの屋台で
夏休みに大学生の翔太郎がバイトをしていると
ヤクザに追われているというセーラー服を着た美少女が
助けを求めてきて、よっしゃここは助けたろかと手を出したら
その子は他ならぬ組長さんの娘でした。
曰く、それまでずっと組長である父親に隠れて
母と違う男の間に出来た異父妹とこっそり会っていたけれど
その妹の病気が悪化して、
手術をしなければならないことになった、とのこと。
でもその手術代がないと悩むセーラー服美少女=絵里香に
翔太郎は申し出るのですね、
「じゃ、狂言誘拐してあげよっか」と・・。
ついあらすじの書き方までライトになってしまいましたね。
でも本文もこういう雰囲気で進むので・・。
本文はこの翔太郎&絵里香&甲本先輩サイド(誘拐犯組)と
ヤクザの花園一家の親父・姉・組員たち(要求される組)
二つのサイドから展開していきます。
前述した妹の手術代だって、
本当は親父さんはすっかり普通に出す気でいた、というのが
花園一家サイドの描写で読者にはすっかりわかってしまって、
からの、
「娘を誘拐した」電話。なんて間抜けなんでしょう。
なので、「ミステリを読むぞ!!」と思ってこの本を読んではいけません。
そんなに決定的なことは起こりません。
凝ったトリックもありません。
悲しい過去も愛憎劇もしがらみも何もありません。
重厚な文体もありません。
「よし、笑うぞ!」と思ってこの本を読むのはそう間違いではないと思います。
何しろ主人公の翔太郎くんは、
下心がっつり、
卑屈で、
バカで、
そして何よりも可哀相だけれどもたくましい
という、少年漫画のラッキースケベ的な属性を兼ね備えているキャラクターです。
ミステリの主人公というと、圧倒的に巻き込まれ型ヘタレ男が多いなか、これだけキャラが立っているのはお見事です。
海に落ちるシーンの辺りからはもう笑いが止まりませんでした。
こんなにかっこわるい主人公はなかなかいない。
こんなにかっこわるいラストバトルもそうそうない。
リアリティはゼロです。
狂言誘拐を笑って許してくれる姉も、
人一人死んでもいまいち悲壮感のない世界も、
これが味なんだと飲み込むしかありません。
できればなんだけど、
多分これ、小説ならではの描写がどうこう・・っていうよりも
脳内できっちりキャストを作って、
キャラクターを動かしながら読んだ方が楽しい小説です。
解説にもありますけど、映像化向きだと思います。
あとできるだけ心を空っぽにして読むことです。
そうしたら楽しめるかも!
『謎解きはデ��ナーの後で』が話題になってますけれど
私はこれを読んだ結果・・
文庫落ちするまで読む気はなくなりました
本を読むのが好きな人が読む本ではないかなあ。
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組長の娘、気弱な高校生、いい加減だけどやたら行動力のある先輩…
ちょっとキャラクターが紋切り型過ぎるかな。
その割に謎解きがその主要な3者と無関係に行われるというのは、まぁ斬新と言えば斬新なんだけど(汗)