サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

陰日向に咲く みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー332件

みんなの評価3.6

評価内訳

332 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

小説として普通に面白い。

2009/08/25 22:46

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 面白い、面白いって聞いていましたが、
(確か、帯を恩田さんが書いていたでしょ?)
どんなもんかなぁって感じで読んだのですが、、、。
 これ、小説として普通に面白いじゃないですか!!。

 芸人さんって、実は表現する人としての演者の部分が強調されていますが、
芸人の中でもネタを書いている人って実は、モロ創造者としての作家さんなんですね。
 又、フリートークなんかでも、
面白くなる部分を再構成して話すということは、やっぱり作家としての
構成、ある程度の誇張、能力も要求されているわけです。
 で、やっぱり創作の能力もあるわけです。

 劇団ひとりは、テレビで出ているのを見る程度にしか知りませんが、
これで、ちょっとコントというか、ネタの部分も見てみたい気になりました。

 本書、作品としては、独立した短編内で、キャラが共有されている部分を
よく言われていますが、
 所謂、社会の底辺で生きる、ちょっといけてない人々を描いた短編集です。
 まぁ中間小説の王道と言えば、王道なんだけれど、
 兎に角、筋運び、人間描写、ともに、高レベルです。
 ギャンブル好きの男が語る、勝ち組み負け組みの理論なんて
ほんと共感してしまいました。

 普通に、みなさんにオススメできます。
ただ、恩田さんが、書き続けて欲しいと
半分、挑戦的に帯に書いたのもちょっと頷けます。
 大沢さんも、文学賞の獲り逃げは許さないなんて言っていましたが、
書き続けるのが、プロなんですね、、。
まぁ、読み手は、面白い作品を"はしご"するだけで満足なんですが。
多分、本業の方が、忙しくて、書けないでしょうが、
これだけ好作品だと恩田さんが書いた帯を肯定的にとって
(なんか、職業作家が、腰掛のバイト作家に言った嫌味にもとれる)
書き続けて欲しいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

オムニバス好きなら楽しめる

2015/09/14 09:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る

病院の待ち時間がやたらと長くて、そこの本棚にゴルゴ13と並んでいた。
気になっていたので数ページ、のつもりが集中して読了。

芸風に手が込んでて、かなりの人間観察量がうかがえる人だと思っていたのは
気のせいではなかったと確信を持った。
(かなり観察した上で丁寧に取捨選択できる頭のいいタイプ。ディレクター向きです。)

全然接点のない登場人物たちに徐々に繋がりが見えてきて、恩田陸さんの「ドミノ」を彷彿とした。
帯を書かれるにあたって、恩田さんも何か、「ガラスの仮面」のサブタイ「舞台あらし」のような、
少なからず「業界あらし」的なものを感じたのか、ビギナーズラックを引用して盛り上げてくれていた。

読後の感覚、そこに劇団ひとりさんらしいサービス精神を感じた。
(個人的には、大変にサービス精神旺盛なプロ気質な芸人さんだと思っている。
 家庭ネタで笑いを取らないのがその典型。)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

読めば劇団ひとりが好きになる

2008/11/12 04:23

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩澤ちこり - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は世間でとても知名度が高いですし、話題性もありました。
「お笑い芸人の書いた小説、しかも意外におもしろい」というのが一般的に知られたイメージでしょうか。
著者の劇団ひとりさんはなんとなく知的なイメージもありますし、個人的にはとても好きな芸人なのですが、
「タレント本だろ?」なんて思いも心のどこかにあって今まで敬遠していたんです。

だけど。

ひとりさん、申し訳ありませんでした!!!
「陰日向に咲く」とても素晴らしい作品でした!!!

声を大きくして言いたい気持ちです。
正直ここまで計算された作品だとは思っていませんでした。

失礼ながら書かせてもらうと、文章そのものがすごく上手いというわけではないんです。
それでも、言葉のセンスやストーリー全体の骨組み、キャラクターの魅力などで読ませる力のある作品です。
簡素なセンテンスの中に、はっとする様な表現を見つけることができる瞬間が何度もありました。
声に出して読みたい言葉が多く登場します。
本を読むことが苦手な人にも抵抗なく読み進められる作品ではないでしょうか。

この作品のもう一つの魅力は、作品の向こう側に垣間見える著者の人柄のあたたかさ。
これは著者の顔が見える作品ならではの魅力です。
TVからも時折感じられる著者の心のしっとりした部分が作品に色濃く表れている気がしました。

5つの短編から成る、ひとりの、それぞれの人生の物語。
たとえ日向に咲くことはなくとも、力強く、真っ直ぐに生きる人々の物語です。


この本を読めば、みんな劇団ひとりが好きになります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

原作は○

2008/09/03 22:07

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画はいまいちだったけれど、原作は好きですね。
暗すぎないリアリティと哀愁、温かさ。
生活感に溢れています。
オレオレ詐欺を取り入れている所も現代風。
5篇の登場人物達に微妙に関係があるのも、オムニバスドラマの王道で面白い。
余談ですが、あとがきのお父さんも良いです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

短編5話

2022/01/25 15:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれ主人公は異なるが、微妙につながる場面があって連作短編集といった感じ。最後の「鳴き砂を歩く犬」は芸人の話で、さすが本領発揮というかめっちゃおもしろかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

劇団ひとりを見直した

2020/04/30 20:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る

五編の短編集。 
どれも登場人物が少しずつリンクしている。
それぞれの主人公がそれぞれにキャラがたっていて、色々な人生を見せてもらっている感じ。
どの話も良かった!
劇団ひとりって芸風からは暑苦しさを感じてしまうけど、小説はさらっと読めた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

平川雄一朗監督映画化原作

2018/05/05 12:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ギャンブル依存症やフリーターなど、5人の登場人物の背景が掘り下げられていて面白かったです。それぞれに訪れるささやかな幸せも微笑ましかったです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

お笑い芸人の本だからと侮ってはいけない、よく練られた連作短編集。

2008/11/03 14:37

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 お笑い芸人の本だからと言って侮ってはいけない。この本は連作短編集としてよく練られている。ホームレスの人が放つ「自由の匂い」に魅かれて、試しに新宿の公園で暮らし始めた会社員を主人公とした「道草」など、5つの短編からなる。
 「よく練られた」とした理由は2つある。1つは、短編のそれぞれにちゃんとオチがあることだ。どんなオチかを言ってしまうわけにはいかないが、あっさりした品のあるオチだ。落語や漫才のオチに通じると感じたのは、著者の職業を知っているための先入観かもしれない。
 もう1つは、連作短編集として、5つの短編の各々が緩やかにつながっていることだ。ある短編の登場人物やエピソードが、別の短編でひょっこり顔を出す。1人称の視点が違うため、同じエピソードが全く違う形で語られる。何人もの人物をひとりで演じ分ける「劇団ひとり」ならではだ。と、これはちょっとウガった見方過ぎるか?(そう言えば、もう長い間、この人のそんな芸をテレビで見ないけれど)

 ただ、気になって仕方がないことがある。「見れていない」「届けれる」「つけれない」「借りれる」。本書の中に登場する言葉だが、これらは私の認識では「ら抜き言葉」で、文法上誤りとされている。
 私自身、他の人を批判できるほど正確な日本語を使っているわけではないし、「ら抜き」が言葉の「誤り」なのか「変化・進化」なのか、見解の相違や議論があることは認める。けれども私は、出版物は言語の用法については保守的であることを望むので、大変な違和感を持った。これは、出版社の校正で良としたのか、見逃したのか、作家の原稿を尊重したのか?

 さっと読めるし、話題になった本だから機会があれば読んで見るといいと思う。先ほど「よく練られている」と言った。でも、そんなに面白くはなかった。オチにつながるミスリードなどの、色々な工夫がどういうわけかあざとく感じられて、私自身も戸惑った。「なんて意地悪な読み方なんだろう」って。
 ここで、再び「先入観」の話。誰しも先入観から自由ではいられない。だから、私は「ら抜き言葉」を連発する著者を低く見て、その結果、意地悪な目で読んでしまったのかもしれない。なにしろ最初の「ら抜き」は、本文2ページ目に登場する。
 しかし、この本が良く売れたのも、著者の有名度と「お笑い芸人が書いた小説にしては..」という、先入観が私の場合とは違った向きに作用した結果かもしれない。
 

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

タイトルからして

2023/05/08 00:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとなく重そうな気分で読み始めたら、案外……という短編小説の五作品。どれも、それぞれ……ですが、終わりの方に行くにつれて、良いなぁ、みたいな感じになってきました。オススメします

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ホームレスになりたいって

2021/10/29 16:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

思って、実行するのはいいんだけど。
家族にも会社にも言わないで実行してるよね。
で、ホームレスやめたら普通の生活に戻ってるわけだ。
ふーん。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

所詮は芸人の書いた本、、、ではなかった

2022/12/31 00:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yy - この投稿者のレビュー一覧を見る

読む前までは「そうは言っても、お笑い芸人が書いたっていう事で話題になっているんでしょ?」という気持ちが少なからずあったが、読み終わったら満足していました。とてもおもしろいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

作家劇団ひとり

2015/03/26 15:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなかすいすい読めた。分かりやすさの中にもちょっとしたストーリー同士の交わりがあって楽しめた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/11/07 16:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/05 16:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/16 23:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

332 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。