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戦争っていったいなんなんだろう。
戦時中は”お国のため”と言って軽々と自分の命を投げ出していった。果たして自分はそんな気持ちになれるのか、もしくは当時の人たちと現代の人たちでは人間性がまったく違うのではないか?と考えていた。ただ違うのではないか。昔の人も人間性的には差がなく、思い悩んで苦しんで、特攻の中にも意味を見つけなくなっていったんではないか。そんなことを思い知らされた一冊。
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特攻隊として散っていくかっこいい男のお話です!心情を中心に描いているので読んでいて飽きません。泣けますよ〜。
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戦争って一体なんなのだろう... もしあの時代に生まれていたらどうなっていたのだろう 考えさせられました
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回天の話.
考えてしまうのは「もしじぶんだったら」、「今戦争が起こったら」などと考えさせられました...
一度入ってしまうと陸には二度と戻れない「出口のない海」考えさせられます。
(1/28完)
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太平洋戦争を描いた話。戦争といっても相手(米国)はほとんど登場せず、人間魚雷「回天」に乗り込む主人公の心のうちにおける死との戦いを壮絶に悲しく書いた作品。
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ただ ただ 切ない。 人が死ぬとは 戦争とは 人を殺すとは 自分が死ぬとは いったいどういうことなのか。
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甲子園で大活躍したピッチャー、並木。仲間達とボールを追う日々は、戦争の荒波に押し流されてしまう。やがて、日本軍が戦況を打開するために投じた最終兵器『回天』に、並木は自ら搭乗を志願する。その背景にある並木の思いとは…。
神風特攻隊に比べると、その事実に触れられる機会が少ない印象のある人間魚雷『回天』。戦争の歴史は、過不足なく語られなければならない。特攻の悲劇を語った傑作。特に、312ページで並木が沖田に語る言葉は、読後しばらくだった今でも頭から離れない。
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神風特攻隊は一般的に知られているけれど、回天の方はあまり知られていないと思う。実際泉も名前自体は知りませんでしたし。その名前を知らしめた所は今後のために凄く良いと思った……のですが、結局最後なんだったのさ?とは泉の読後の感想です。だって…普通は突っ込むと思うじゃない?突っ込まないのかよ!(うおう)回天自体を後世に残すのは良いと思うけど、ストーリー的にはちょっと駄目じゃないでしょうか?期待を裏切られた感が否めませんでした…。
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深海よりも濃い闇を紡ぐ戦争。
そして戦争を起こすのは人。
ただその闇を切り裂くのも、また人。
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最後の並木の手紙に涙です。
彼の精一杯のやさしさがあふれ、胸を打たれる。
この本に出会えてよかった…
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200703 森山未來さんが主演したテレビドラマ「僕たちの戦争」を観て初めて特攻魚雷「回天」なるものを知り、読んでみました。ちなみにそのドラマの原作は荻原浩さんの「僕たちの戦争」。何故そこで違う本を読んだのかはさて置き。自分と似たような歳(むしろ若い)の少年達がお国の為にと命を投げ打って戦争に出向いた心情を見事に表現しています。泣けました。世界が平和でありますように。。。
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読んだ日:2007/5/8〜9。すっかり横山作品の虜に。まだ途中だけどやはり面白い。
人間魚雷なるものがあるなんて知らなかった。
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最後まで戦争に疑問を持ちながら生きた男の話。
どこまで行っても戦争を正当化することは出来ないけど、男達はどんな気持ちで戦い、戦わざるをえなったのか少しわかった気がした。
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いい作品だと思います。重い、重すぎる話です。戦争の無い、平和な世界が続くことを願うのみです。「敵兵を殺さずに死ねる」・・今の時代に生きる私たちが聞くと胸にグッと来るものがありますが、当時の異常な世界観の中ではそんな考えができたのでしょうか?
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戦争によって散っていった沢山の命。恥ずかしい話だが、この本を読むまで人間魚雷「回天」の存在を知らなかった。自ら志願して出撃していった彼らの心情を想像すると、なんともいえない気持ちになります。どんな形であれ、戦争の悲惨さ・愚かさはずっと伝えていかなければならないと思う。DVDもオススメ。