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郷田亮二は、駆け出しの刑事。医学部を卒業して医師になったが、医師を辞めて刑事になったという変わった経歴の持ち主である。亮二のこの経歴には、過去に遭遇した事件が大きく影響していた。十歳の時、初恋の少女・葛城佐智恵が誘拐され、殺されたのだ。事件から十五年が経って時効が成立した時、亮二は自ら刑事となって、この事件を追い続けることを決意した。そんな亮二の前に、「葛城サチ」と名乗る美しい女性が現れた。彼女は、殺された葛城佐智恵にあまりにも似ていた。この女性はいったい何者なのか―?亮二の心は激しく揺れ動く。 《・・・「BOOK」データベースより》
ドラマ化されると知って、勇んで書店へ向かったが、数件巡って、やっと入手した本書。
著者の作品は、アンソロジーに組み込まれた短編を数点読んだのみ。
長編は、初tryでした。
まず、亮二のキャラはちょっと・・・好きかも♪
犯罪心理学を学んでいながらも、“感情が表情に表れるのが欠点”と、教授に言わしめる。
人間臭くていいじゃない。
ストーリーも、流れも、読みやすく、ページが進んだ。
主要人物それぞれの視点からの構成も、それぞれの「事件からの呪縛を解く」方法や姿勢も、
けっこうすんなり納得できたように思う。
ただ、
結末については、うまく言いくるめられたような気もする。
もっと劇的な・・・「コイツが犯人だぁぁぁ!」
みたいなのを期待した私に問題があったのか!?
ま、ある意味
以外っちゃ、以外だよね。
ドラマの結末ははたして原作同様か?
注目してよう♪
《2009年1月9日 読了》
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1月から始まるドラマの原作を
古本屋で偶然見つけて即購入
推理もの謎解きものと考えると
展開が強引過ぎて
また一つ一つの事件の伏線的なものが
あまり語られていないのも気になるが
単純に
主人公である郷田亮二は魅力的で
彼の人間的な魅力に惹かれる
事件を解決し
犯人のすさんだ心や冷め切った心までも
温かさで溶かしていく
新しいタイプの刑事だなと思う
この話だけではなく
続編を書いて欲しい
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郷田亮二は、駆け出しの刑事。医学部を卒業して医師になったが、医師を辞めて刑事になったという変わった経歴の持ち主である。亮二のこの経歴には、過去に遭遇した事件が大きく影響していた。十歳の時、初恋の少女・葛城佐智恵が誘拐され、殺されたのだ。事件から十五年が経って時効が成立した時、亮二は自ら刑事となって、この事件を追い続けることを決意した。そんな亮二の前に、「葛城サチ」と名乗る美しい女性が現れた。彼女は、殺された葛城佐智恵にあまりにも似ていた。この女性はいったい何者なのか―?亮二の心は激しく揺れ動く。
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ドラマが気になり原作を読んでみましたが
ドラマとが違った角度からの描写。
もうすぐドラマは最終回。どんな最後になるのだろう。
原作とは違う結末なのだろうな〜というのは、わかるけど。。。
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最初は引き込まれるように読んでいましたが、途中から失速。予想通りの展開にちょっとがっかりでした。ドラマの方が緊迫感があるかも。最後もちょっと呆気無かった気がします。もうちょっとスリルと意外性があれば良かったな〜
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ドラマを見始めてから原作が気になり、購入。正直いって、ドラマのほうが完成度が高い、というか原作と事実関係はあんまり変わらないのだけど、ドラマのほうが見せ方、切り口が上手。ドラマを見て話がわかるからまぁ原作を読んでもわかるけど、いきなりこれ読んだら全然面白くないと思う。
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ドラマが終わるまで待ちきれず
図書館に予約した本(笑)
普通、ドラマより原作の方が中身が詰まってて
面白いんだけれど
1冊読みきった、という感触が残らない薄味な印象で
期待してただけに残念でした。
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ドラマで見ていたときは、誰が犯人なんだろう?そればかりが気になり推理物として毎週見ていました。
でも、小説を読んで、この本は推理小説ではなく、ある事件(それも時効を迎えてしまった事件)がどれほどの多くの人々に影響を与え続け、運命を変えてしまったのかということを書きたかったんだと思いました。そういう意味では地味かもしれません。だから小説ではかかれていなかった人物がドラマではたくさん登場し、かなり劇的に仕上がっています。反対に小説では事件当時の担任の先生のその後が丁寧に描かれており、犯人もドラマとはまた別物になっています。犯人はちゃんと明かされますが、あえて言うなら重要じゃあないんです。
私は、小説の方が好きかな。でもそのまま映像化だったらう〜ん。やっぱしドラマはドラマで仕方ないか・・
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小学4年生のクラスが2分の1成人式として20歳になった自分あてに手紙を書く。その中の1人の女の子が殺され、成人になった男の子が医者をやめ刑事になって犯人捜しをする。
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テレビドラマの原作。
ドラマとコンセプトが全く異なる。
事件に遭遇した登場人物の内面を深く掘り下げた物語。
個人的にはドラマの方が入りこめたかも。
でもドラマよりもずっと深い作品。
2009.03
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ドラマよりあっさりすっきり。
ちょっと無理はあるけど。
ドラマは幸せになる人が少なすぎていやだったな・・・
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うーん…途中まではすごーく面白かったんです。
郷田亮二の元に葛城サチが現れてからしばらくの話はね。
でも、ラストはえっ?って言うか、すごく呆気ない。
今までの謎解きは何だったのって言うぐらい、全く関係のない人が犯人だし…。
何か読み終わった後にすごく残念な気分になりました。
途中までは本当に面白かったのに。
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ドラマは謎めいた終わりだったみたいだけど、
こちらは原作。
ミステリーとしては、短編のような軽い感じで、
不要な肉付けを排除したシンプルな作り。
さらっと読んで、なかなか良い感覚が持続する。
誰しも子供の時の思い出、誰にも言えない秘密みたいな事ってあるわけで、
それが事件に絡んでいたらと思うと、すごくドラマティックな気がする。
テレビドラマを見ていないけど、これはドラマになりそうな感じ。
読んでいても映像が湧いてくる。
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ご存じな方も多いと思うけど、江口洋介主演で2009年1月〜3月までTV放映されたドラマの原作です。
ドラマを見る前なら、それなりに楽しめたと思うのですが、はっきり言って、がっかりしました。
ちょこちょこ違いがあるのは構わないのだけど(稲垣吾郎の役とか北大路欣也の役とかもなかったし)、
犯人が違うっていうのに驚きました。
圧倒的にドラマの方が面白かったです。
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郷田亮二、葛城佐知恵、サチ、当時の担任。
もっとサスペンス色の強いストーリーかと、TVドラマから勝手に期待してしまったのが×。
小4の少女誘拐殺人事件に関わった人々それぞれの20年。
それでもそれぞれの思いや考えが薄くて残念。