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松寿丸様ーッ!健気さに惚れます。
読む前はBASARAの毛利元就を思い浮かべていたのだけれど(笑)外見そのまんまで性格正反対…?
でも太陽崇拝とか、策略家なあたりとか。たしかに元就様です!年表で「武田信玄誕生」とか「上杉謙信」「大友宗麟」「織田信長」…と他の武将の名前を見ていると一回り古い人なんだなぁと実感させられました。
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毛利元就は好きなんだけどなぁ。あまりに書くことがキレイごとに過ぎる。毛利元就が天皇を中心とした平和な国を目指したって?てっきり太平洋戦争最中に書かれたのかと思ったけど、初出は1960年代だった。そこにひっかからなければ、普通に読める。
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面白いし読みやすいですが、こんな正義の味方な武将はちょっと嫌だなあとも思ってしまいます。あんまり人間的でない。
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も、元就様…!みたいな感じです。サクセスストーリーです。全2巻ですが、1巻の方が私は好きです。夜襲のところがかっこいいです。
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松寿丸の可愛さは異常。 厳島以降もあったらよかったのに……。
毛利小説はどんだけ年取ってもBASARAナリ様ビジュアルで読んでしまうのは俺だけですかね。
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毛利元就を主人公に書かれた本。
架空の人物である小五郎と於仙といった人たちも登場します。
この2人は物語にとても重要なキャラとなっていて、大内に取り入り裏で大内を操っていくなど・・・面白かったです。
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毛利元就のことを知ったのは、戦国時代を舞台としたとあるゲームだった。もともとは大して興味がなかったが、図書館の本を漁っていたら目に止まったから読んでみたが、その境遇に若干しんみりしてしまった。また、数は少ないが、信頼できる人たちに助けられて成長していく様が印象的だった。
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タイトル:毛利元就
著者:山岡荘八
発行日:1986年
毛利元就の生涯が垣間見えて、色々な反乱で
もたらされたことが細かくかいてあってよかったです。
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幕末勉強してるとやっぱり戦国・源平くらいは抑えとかなきゃならんなと思っていたので、徳川家康あたりを読もうと図書館徘徊してたら目の前に……。
所詮長州オタクですから。欲望に負けた。
しかし強烈に漂う戦前臭。当然だけれども!
歴史をイデオロギーで読み解いているといえばいいのかな。その感覚は西洋化した現在の歴史観とはズレているので、こんな違和感を覚えるのだろうけど。
でも、この頃の戦には実際どれだけ「義」と「天皇」が関わっていたんだろう。これから知りたいことメモ。
戦闘シーンが本当に読んでいて楽しかった。
欲を言えば尼子との義兄弟の契りのシーンも見たかった、ぜ…!(歯ぎしり)
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はじめて山岡荘八さんの本を読みました。昔徳川家康にトライした時にはギブアップしましたが、今回は読めました。
昔放送されていた大河ドラマのイメージで読んでいましたが、なんかちょっと違った~。彼の生涯をまるまる書いているのかな?と思ったら、厳島の戦いまででした。
百万一心、百代一心など。あと信念を持って行動するということは大事なのね。
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以前、山岡さん著の「伊達政宗」を読んだ時も思ったのですが、山岡さんの本は、人生における大切なものを教えてくれます。
例えば、「自分を滅ぼす原因はつねに、自分の内部にあって、決して他人にあるのではない。」「野心だの、像上慢だの、怯懦だの、事なかれ主義だのと・・・はじめから正しい性根の通らぬ計画は、みなこのように狂うもの」等々です。
こういった事は仕事、ビジネスにおいても示唆深いものです。
心に留めておこうと思います。
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昨今の戦国ブームを切欠に、歴史上の人物が、実際は何をした人なのか知りたい、と思った人は多いと思います。
しかしブームに便乗して関連書籍も乱造されていますので、どの本を読めばいいかさっぱり分からず、途方に暮れることも少なくありません。
で、とりあえず「毛利元就」の一冊目として、私はこれをお勧めします。
彼は戦国武将としてはかなり長生きした部類の人です。
その生涯を二冊で、となると、必然的に制作の上での選択は、全体の密度を下げるか、エピソードを取捨選択して飛ばしつつ、選んだ部分に重点を置くか、ということになるのでしょう。
こちらは後者で、内容はかなり飛ばしでピンポイントに摘まれている感じですし、実は扱っているのも厳島の戦いまでです。
そういう意味では、ある程度知識を得た後で読むと、期待はずれかも知れません。
ただ、この小説には、圧倒的な内容の分かりやすさという長所があります。
歴史小説の中には、硬い文体の上「これはただの記録書では……」というレベルで事実と単語の羅列に終始し、初学者には訳が分からないものも少なくはありません。初学の時点で、情報量が多いからといっていきなり難しい本に取り掛かると、最悪ついていけず学習自体を諦めたくなる恐れがあります。私自身そういうタイプです。
その点こちらは分かりやすい文章で感情移入もしやすく、飛ばしてはいるものの、漠然と概略がつかめ、とりあえず学習の最初の一歩を踏み出すことができます。
ここから二冊目、三冊目に進むには、とても良い本です。
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「徳川家康」と異なり、テンポよく話が進んでいく。
その分、大内氏、尼子氏、吉川、小早川など、他家描写が少なく寂しい。
1巻は、元就が地盤を固めるための小競り合いがメイン。
隆元が大内義隆の人質に出されるところで終わる。
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毛利元就は謀略では無く百万一心で
中国地方の覇者になったのだ!という話。
家康公だったらさっさとやる所を
謀略!謀略!とにかく謀略!で、
毛利元就公が難局に対処し、
全二巻だから駆け足で話が進む。
「皇国史観」と「正義は勝つ」の山岡節で、
読む人を選ぶかも知れないけど、
人物関係や当時の情勢が分かりやすく、
毛利元就初心者にとっては良い本。
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応仁の乱から三十年。日本国中手のつけられぬほどに乱れ、文字通り乱世であった。
中国地方もまた、山口の大内義興が前将軍足利義尹を擁して上洛を狙い、出雲では尼子経久が守護を追放して月山富田城を奪い、山陰一帯に基盤を作っていた。
その二大勢力の間に揺れる小国・安芸の毛利家の次男として生まれた松寿丸。
しかし母の病死に続いた父・弘元の突然の死が彼の幸福な時代に終止符を打つ。
毛利本家の家督を継いだ兄・興元は都に出仕したまま戻らず、松寿丸は十歳にして孤児の城主となるが、将軍家を二分する戦の風は彼の幼い首にも容赦なく吹きつけ、命を奪おうとする――。
一巻では元就の前半生、重なる身内の不幸と家臣団の裏切り。そして松寿丸を必死に守り育てる、父の側室・杉の方と一部の心ある家臣の奮闘から毛利本家相続まで。当主の早世が続き、家臣団が分裂する毛利領を狙う各軍との戦いが描かれています。
童門先生版ではその境遇から世を拗ねた人間不信の子供に描かれていた松寿丸ですが、山岡先生版ではからりと無邪気な甘え上手な子に……!!
武士嫌いの杉の方の心も奪ってます。
でも、ある程度成長してからは苦労のせいか随分慎重派に、そして理想と目的を持って戦う武将になりました。
しかしこの山岡先生版、歴史的資料とは一致しない部分が多数あります。作中での経過年数とか年齢の計算がおかしい…かな? と思うところも。
歴史に題材をとった「創作」と割り切って読むのがよろしいかと。