紙の本
男性に読んで欲しい
2005/06/05 00:36
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本のタイトルを見て、「そう!知りたかったのはコレ!」と即、買い、一気に読みました。
読み終えたら、これは夫に読んで、本人に自覚してもらいたい、と強く思いましたが。。。タイトルが「未熟な夫」となっているので、タイトルを見ただけで拒否されそうです。
でも!結婚して、嫁になったり、母になったりすると、女性は否応なくその状況に対処しなくてはならず、それによって成長するのに対して、大半の男性は本当に『未熟』なまま、一生を終えられることができてしまう。。。その中には、『思い当たる事もないのに、ある日急に妻から三行半を突きつけられた』と途方に暮れる男性も多そう。。。
そうなってしまう、その答えはこの本の中にあります。
多くの身近な女性たちが声にならない悲鳴をあげていることを、どうかこの本を読んで知って下さい。
そして、今までの経験と考えにしがみついて、成長することを拒まないで下さい。家庭の中に居場所がなくなってしまわないように。
夫と、そして見てみぬふりをしている男性、『男はいつまでも子どものようなものなのさ』ということがかっこいいと誤魔化している男性に、ぜひ読んで欲しいです。
もちろん、心の中で悲鳴をあげている女性たちも。
投稿元:
レビューを見る
あんまり期待しないで読んだけれど、結構参考になりました。
けしてうちの夫が未熟だというわけではなくて、私も未熟だと気づかされたり、ああ、こんなことあるよね。思ったり。
「未熟な夫」の他の本も読んでみたいと思いました。
投稿元:
レビューを見る
子どもは母親の未熟を許してくれない!
ううむ。
そこで、母親と父親の成熟度が違ってくるのだとか。
また、いつか読み返す日が来ないことを願って。
投稿元:
レビューを見る
女性は母になると必然的に成長しなければならないが
男性は父になっても未熟なままでいられる。
カウンセラーである著者は夫婦であることを続けるために頑張れ!
とだけ励ますのではなく相談者に寄り添い聞き役に徹している。
女性は我慢するだけでなく、今後どうしたいのか、
そのためにはどうすべきかを自分で気づかせ行動できるように
導いている。
男性は気づけるのか・・・・。
投稿元:
レビューを見る
深く共感できた箇所は
p122
「大人・親として成熟することの最大の条件は、子どもの都合を受け入れて、自分の都合を引き下げること」
これが出来てない男が多いよー。
投稿元:
レビューを見る
妻側からの愚痴オンパレードなのかとおもったら、結構深かった。未熟につきあわず、自分が幸せになろう。子どもに愛を与えるのが母親。愛はいろんなところから得られる。友達、生活の小さなこと、自然、快と感じるす
投稿元:
レビューを見る
p6 夫の未熟度チェック20項目
①親孝行が何より大切
②あなたが体調不良で寝ていても、あなた・子どもの食事を作ってくれない。
③子どもと遊ばない・遊べない。
④あなたの外出をやめさせたがる・詮索する。
⑤理由がなくても不満げ。
⑥ドライブで渋滞にはまると不機嫌になり、同乗者に気を遣わせる。
⑦オハヨウ、オヤスミなどの挨拶に返事をしない。
⑧家事・子どもの世話を頼むと喜んで協力してくれることはない。
⑨妻の愚痴、相談事に聞く耳を持たない。
⑩いえにいるときはテレビとビールだけが親しい友だち。
11.あなたを名前で呼ばない(ママ等)。
12.実母のやり方と比べる。
13.お酒をたくさん飲み、飲むにつれて不機嫌になる。
14.女性蔑視の発言が目立つ。
15.自分の都合や状態を言葉にしなくても察してくれて当たり前と思っている。
16.お金を稼ぐ仕事を、子育て、家事、生活の雑事よりも価値があると思っている。
17.あなたの料理、家事、子育てを誉めたことがない。
18.姑とのトラブルに優柔不断、妻であるあなたの味方に徹しない。
19.外面はとても良いが、家では横暴・妻子への配慮を欠く。
20.子どもの乳幼児期から妻抜きで子どもと過ごすことができない。
→家族と話をしたところ、どの項目にも該当しないとのことだったが、未熟な夫にならないように教育してくれた奥さんに感謝。
p21ー22 未熟な夫の7つのタイプ
1.いつも自分が一番でないとふてくされる。
2.妻や子どもの欠点ばかり指摘する。
3.子どもに関することを妻任せにする。
4.仕事優先、仕事はすべての言い訳になると思っている。
5.家事に全くタッチしない。
6.妻とも子どもともまともな会話をしない。
7.何につけても力で押さえつけよううとする。
p55−63 男が家庭に関わらない本当の理由
仕事を理由にして家庭から逃げる本当の理由はかんたんで、「家庭外の世界でやりこなせている仕事」よりも「家庭における働き」のほうがはるかに面倒くさいからである。
p69,118 お金は妻をつなぎとめるための武器
「妻が外で働くこと」を嫌がる夫はいろいろもっともな理由はあるものの、お金を妻をつなぎとめる武器にしているケースが多い。実際離婚となると女性の未来は比較的に明るい一方で、実生活上のスキルに欠ける男性は人間らしい生活の基盤を失ってしまうケースが多い。