紙の本
すぐに活用したいアサーティブ
2009/07/29 12:25
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
アサーティブとは「表明する・主張する」という意味ですが
この『アサーティブ――「自己主張」の技術』では
「協調的で発展的な「自己主張」の技術」と位置付け、
自分の意見を、相手に伝わるように言い、
仕事もスムーズに進めることを目指しています。
自己主張する前に、自分の意見をまとめておいたり
自分の言いにくい相手は、どんな立場で
どんなタイプか、など分析することによって
対処法を示しているので、明日から活用できます。
思いつきの意見ではなく、
その意見によって「WIN-WIN」の関係が築けるのなら
意見を言うのが苦手な人も、克服できます。
また相手の提案に「NO」と言いながらも
最後まで良好な関係を保つことは
仕事をする上では、誰もが欲していることです。
そんな関係のためにも、「アサーティブ」の技術を身につけたいですね。
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直接役に立ちそうなことしか書いてない(しかもすごく局地的な場面で)。だからビジネス書はイヤなんだ。「じゃあ読むな」と、自分でも思うが…。読むものなかったんだもん。
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大串 亜由美氏の研修を受けた時にいただいた本
ポジティブでもネガティブでもなく、「アサーティブ」。
なんか、日本人らしい考え方のコミュニケーション方法だと思うのだが、日本独特ではないのか?
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アサーティブ関連の本を貸していた部下に逆に借りて読みました。
以下に、心に残った点を列記;
部下に厳しいことを言えない上司も、「本気で部下を伸ばそうとしていない」という意味で部下を諦めているLose-Loseの関係
部下との話の仕方:Action (Fact)がどういったImpactを与えたか?次の今後のDevelopmentのために何をどうするか?
相手に「試してみたい」と思わせる話し方
相手に無くて、自分にある「強み」を、どう”相手のために”活かせるか?が自己アピール
「間」を取ることで、相手にしゃべらせてあげる(辛抱する)
理論派・成果重視のライオン・タイプ
理論派・プロセス重視のふくろう・タイプ
感性派・成果重視のさる・タイプ
感性派・プロセス重視のひつじ・タイプ
タイプごとで、重要視する点は違う。納得・活性化のkey wordも違う。
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仕事で自分の主張を上手く伝えることができていないと思うことが多々ある今日この頃。どうすれば相手に自分の主張を失礼なく伝えることができるか。そんな答えを求めるように、約一年前に買って塩漬けにしていた本書を手に取りました。
新書らしい体系だった構成。相手別、場面別と苦手意識を持ってしまう原因とそれを解消するための手立てを類型化して説明しているため、自分がどの部類に入っていて、そのための解決方法が何かが分かります。
ただ、どの解決方法も「相手のことを考えて、win-winの関係を作りましょう」ということに立ち返る(というか、本書のテーマ)ので、要は意識の問題とどれくらい場数を踏むかによるのかなと読んでいて思いました。
本書を読んですぐに苦手意識を解消できたら、皆仕事で苦労しないという当たり前の話ですよね。その点、特効薬にはなりえないですが、意識的に継続することで身についてくるものだと理解しました。
「相手に伝わるように話すスキルを磨きましょう。その努力をしないで”言わない”ことを選ぶのは、我慢ではなく怠慢だと思います。」の著者の言葉には、ハッとさせられました。
自分は人と話すのがそれほど上手くないので、とかく黙りこくる傾向にあります。昼食を取る時も周囲に話題を振ってくれる先輩に甘えて、黙々と食べることも多々。。。でも、仕事の大半はコミュニケーションを取ることで成立するものであり、そのためのスキルを磨くことは、自分が成長するためには必要不可欠なことだと思い直しました。
「"言わない"ことを選ぶのは、我慢ではなく怠慢」
しばらく意識的に自分に言い聞かせることにします。
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アサーティブというのは「協調的で発展的な関係を築き、相手から気持ちよく「YES」をもらう」技術とのこと。
場面別、相手別に有効なテクニックやこころがけが紹介されててわかりやすい。そして、その相手、どの場面でもいちばん大事なことは、自分自身の気持ちを理解して、相手の気持ちも理解する、そしてお互いが尊重し合いながら発展できることを目指すこと、ということだろうか。
場面別、相手別のテクニックはすぐにでも使えることばかりだし、自分も相手も理解し尊重するっていう基本原則もわかる。だけど、これでコミュニケーションが少しは上手になるかも、って思えない。基本原則はおおざっぱすぎて具体的にどうすればいいかよくわからないし、場面別、相手別は細かすぎて基本原則とうまくリンクできない。基本原則を実現するために、こんなところに常に気を配るといい、とか、こういう考え方をするといい、っていう中間部分があればもう少し整理できたんじゃないかと思うのですが…
とはいえ、自分も相手も理解し尊重するっていうのは、本当に大事なことだなって思う。逆に、自分も相手も理解しない尊重しないでは、当然にコミュニケーションなんて成立しない。話すときだけじゃなくて、受験で回答するときにも当てはまる。出題者がその問題にどんなメッセージを込めているかを理解して、それに応じて自分の持っている知識をちゃんと把握して回答として示す……回答のスタートとしての問題解釈の大切さを思いがけず再確認しました。
【メモ】
・ほめるしかるはAIDで。A:行動Action I:影響impact D:成長Development.言動とその影響をつたえ、この経験をどう発展改善させていったらいいか。
・大勢の前では、そのうちの数人程度に的を絞って話す。
・反対意見はサンドイッチ話法。その意見のいいところ→反対意見→フォローアップ
・苦手な人との対応:職務、その人との仕事のつながりで考える(苦手を好きになろうと無理しない)
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自分の気持ちを上手に相手に伝える方法について解説している。ビジネスコミュニケーションの基本はWIN-WIN関係を如何に構築するかに尽きるというのが本旨。相手に好かれることを考えるのでなく、如何に信頼されるかに焦点を当てることが大切。
信頼されるためには、自分の意見や考えを、簡潔に的確に伝えること。NOなことははっきりとNOと伝えることが大切だが、言う際には代替案を出すなど工夫し、相手にWINを提供すること。
異なる意見や反対意見を言う際には、サンドイッチ法が有効。賛成点をまず明確に、簡潔に提示。そして、~だが、~けれども等の言葉を挟まず、自分の考えを伝えれば、聴き手も気持ち良く意見を聞ける。
自分が言いにくいことが、相手にとって嫌なこととは限らない。
良い意見かどうかは相手が決めること。
どんな話であろうと、前向きにとらえる様に意識すること。さすれば、怒り・愚痴・妬みは生まれない。
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「日本語には美しい表現がたくさんあります。でも、曖昧で、遠まわしで、わかりにくいのが日本語の美徳ではないはず」
言いたいこと、言うべきことをはっきりと言うための技術。
感情とスキルの両輪のバランスをとりつつ、今後高めていきたい分野。
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[ 内容 ]
「交渉がうまくいかない…」
「自分をアピールするのが苦手だ…」
「言いたいことが言えない。伝えたいことが伝わらない…」
そんな悩みはこの1冊ですべて解決。
相互尊重のコミュニケーション・スタイル-アサーティブの実践的入門書。
[ 目次 ]
第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
第2章 「言う」技術-苦手意識の原因がわかれば、言える!
第3章 「伝える」技術-伝わらない理由、伝えるスキル
第4章 相手を「知る」技術-相手のタイプをつかんで“相手目線”を磨く
第5章 「Give&Take」から「Give&Given」へ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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「アサーティブ=自己主張」
たいていの日本人は苦手だよねぇ、きっと・・・
「得意だよ!」って胸を張って言える人は少ない、いてもきっと勘違いタイプかな・・・
正しい意味でのアサーティブがきちんとできる人は私の周りには少ない
「言いたいことが言えない」ってことで悩んだことはそんなにないけど
言った後の相手の反応を見て「しまった・・・」って思うことはたくさんあったな
結局それはちゃんと伝わってなかった、伝えてなかったってことだよな
「自己主張=わがまま」って図式がわりといろんな人の中にできあがってると思うけど
正しいアサーティブは違うらしい
アサーティブの基本は「WINーWIN」、相手も自分も大事にする相互尊重の姿勢
最近読む本の中によく出てくるキーワード
「WINーWIN」「GIVE&GIVE」
この本にも出てきたな
著者の大串さんも言っていた
先ずは相手のWINは何かを考えるのだと・・・
正しいアサーティブは相手をちゃんと見てないとできないものなのかも知れないな
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内容薄い。伝えたい相手にしっかり届く「自己主張」の技術がアサーティブ・コミュニケーション。協調的で発展的な関係を築き、相手から気持ちよく「YES」をもらう!がゴール。【この本から何を活かすか】①1日ひと褒め運動。相手を観察する目と耳のトレーニング。②訊く・聴く時は自分が聞きたい話や期待したキーワードでなく、意外な話・新しいキーワードをいくつ拾えたかが、きちんと傾聴てきたかどうかのバロメーター。
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知り合いに保健師がいるので、「アサーティブ」という言葉を知っていますが、ビジネスマンで知っている人はあまり多くないですね。別の本で読みましたが、「アサーティブ」という言葉に対する適切な日本語はないのだそうです。
日本人はコミュニケーションが下手とよく言われます。部下にも話すのは得意ではないと言う人が結構いたりします。でも、コミュニケーションは自分で学べばいくらでも上達できます。ある程度、年をとると凝り固まってしまうので、若いうちに勉強することが必要かもしれません。コミュニケーションは、話し方だけではなく、意識も改革する必要があるからです。自分でもそれなりにできているところはありますが、やっぱりこういう本を読むと「なるほど」と思うところもあります。若いうちに読んでおいて欲しい本だと思います。
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衝突を避けるために言葉を濁したり、ごまかしたり、
中途半端になっているコミュニケーション
を
Yes/Noをハッキリ<自己主張>しながらも、
お互いに<WIN-WIN>の関係を作って、
仕事を効率的にDriveするコミュニケーション
に
変えるための指南本みたいな。
読むと「まさに正論!」と思うけど、
その正論が、普段できていないということを思い知らされる一冊。
(全 205ページ)
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当時のはやりのキーワードを元に書かれたんだなぁ、という一冊。
その後アサーティブって言葉はさほど流行りませんでしたが、結局実態がないというか特に新しいものではなかったからなんだろうということがこの本を読んでの結論。
ポイントごとに書いてある内容はいいものだったりするので、まとめ方や伝え方次第では化けるような気もします。
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「アサーティブ」(Assertive)とは「表明する」「主張する」の意。
本書は、相手から気持ちよく「YES」をもらうための技術が説かれている。
主にビジネスの場面を想定したものだけども、人間関係一般にも拡大して考えることができる。
ゴリゴリに自己主張して押し通すための技術ではなくて、如何に相手に受け入れ態勢を作ってもらい、良い関係を保つか。
ビジネス場面でも、「GIve and Take」ではなくて、「Give and GIven」相手の気持ちに立つこと。
そして、自分の伝えたいことを自分自身がしっかりと認識していることが大切とのこと。
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【内容(「MARC」データベースより)】
「交渉がうまくいかない…」「自分をアピールするのが苦手だ…」「言いたいことが言えない。伝えたいことが伝わらない…」そんな悩みはこの1冊ですべて解決。相互尊重のコミュニケーション・スタイル―アサーティブの実践的入門書。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
大串/亜由美
株式会社グローバリンク代表取締役。大学卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に入社。14年の人事部勤務において、採用/教育担当、女性活性化プロジェクトリーダー、海外派遣担当マネジャー、人事コミュニケーション・マネジャー、従業員意識調査プロジェクトリーダーを歴任。1988~1990年、米国カリフォルニア州ヒューレット・パッカード本社にて人事部門の仕事に携わるかたわら、国際コミュニケーションについて学ぶ。その後、1998年にグローバリンクを設立。「国際的規模での人材活用・人事育成」をキーワードに、異文化コミュニケーションから、マネジメント、接客販売まで、ビジネスコミュニケーション全般の企業・団体研修、人材育成コンサルティング業務を手がける。研修実績は、6年連続で年間250日を超え、2006年は「年間277日」を記録
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【目次】
第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
第2章 「言う」技術―苦手意識の原因がわかれば、言える!
第3章 「伝える」技術―伝わらない理由、伝えるスキル
第4章 相手を「知る」技術―相手のタイプをつかんで“相手目線”を磨く
第5章 「Give&Take」から「Give&Given」へ
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